昨夜娘が寝付いてから、大阪の祖母から電話があった。
毎年盆暮れ以外にもGWには必ず帰省するのだが、今年は義父母の体調不良と祖母の目の手術とが重なり、すっかりご無沙汰。
夫は祖母の大のお気に入りということもあって、嫁の私にもなにかとよくしてくれる。
そして私はお年寄り好きで、彼女のコッテコテの大阪弁を心底愛している。
引越しのお知らせが届いたのに返事を書かずにすまなかった、入院中にこちらが出した手紙と写真が届いて嬉しかった、というようなところから入り、まあ喋る喋る、おばあちゃんお元気そうでほんとになにより。
義父の風邪について。 「あれはもう肺炎直前まで行った。懲りたのか、タバコが2箱残っていたのに吸わんとほかした。まー、頬がこけてすっかり顔付きが変わった」 「はーそうでしたかー」 「会うてないけどな」 ・・・会ってないんか。
通っていた病院について。 「中島のあの○○ちゅう新しいビルあるやろ、あそこまで通ってん」 すみません、大阪よくわからない。
引越したことについて。 「引越してよかったね、おめでとうさん」 「ありがとうございますー」 「Y子(義母の名前)にな、いろいろ聞いたけど、細かいこといちいちは忘れたけどな」 言わなくていい、言わなくて。
と話しながらつっこみどころ満載で、受話器を持つ手が何回か震えた。笑ってしまって。
いや電話でよかった。思う存分顔だけ笑って口はそつなく動いてってのが許されたから。あーこんな孫嫁ですみません。
もう、本当に大好きなんだから。長生きしてください。
|