昨夜から薄くやってきた頭痛が朝にはすっかり濃くなってしまい、午前中はクッションに頭を乗っけてまるでヨガのポーズ。
おちゃんぽいこうよー、と娘はせっつくが、オカーサン頭痛いの、待ってねと説明、娘は案外すんなり納得してテレビで我慢している模様。
前回飲んで目が回った偏頭痛の薬を半分に割って服用、うつらうつらしているうちに効いてくるのがわかる。ビバ特効薬。
その頃、娘の声が辛抱たまらんという調子になってきて、買い物に行くことにする。
自分でお散歩行きたいといったくせに、ドアを一歩出た途端に抱っこ要求。しかたなく自転車置き場まで運ぶ。
ジーンズ洗濯したから、珍しくスカート履いて出たのが間違いだった。なにこの強風。帽子を押さえスカートの裾を押さえ、娘は自分の帽子を必死で押させている。そのうち目にごみが入ったらしく、お目目こすっちゃったよーーーと自転車上で絶叫。あー厄介。風が憎い。畑が憎い。
ほうほうのていで買い物を済ます。また今日に限って大物ばかり。箱ティッシュ、入浴剤、詰め替え用食器洗い洗剤、重いのう。
レジに並んでいるうちにまた抱っこ抱っこ要求。無理無理。なんとかはぐらかして自転車に積んで戻る。帰りは上り坂ときたもんだ。ひー。
自転車置き場から部屋までの距離をまた抱っこ要求。あんたね、この両手の荷物が目に入らないか(もちろん入らない)。
面倒くさいが先にたって抱っこ。うー、暑い。お互い暑いから歩こうよ。
部屋に入るなりカーサン説教。あのね、お散歩行きたいって言ったんだから歩かないとだめ。歩かないならもうお散歩いかない。
叱っているうちに怒りが先走ってくる。もうね、オカーサン怒っているんだからね。がみがみがみ。わかった?オカーサン困るんだ、わかった?
娘、神妙な顔で「わかった」と小さな声で呟いて、部屋の壁の方を向いて黙っている。少しは堪えたか。
こういう叱り方を、外でもっとするべきなのかなあ。 抱っこを要求されたときに、泣いても拒否するべきなのかなあ。 家に帰ってから豹変するオカーサンてのもナンだよねえ。 その場で叱るという鉄則(そういうのあるよね)に反する?
次は外でもやってみるか、と思ったり、コノええかっこしいめ>自分とつっこんだりしているうちに、「パン食べゆー?」とすっかり立ち直って娘が笑顔で催促。
むー。所詮あーたにゃ勝てないのね。
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