日記帳

2004年06月27日(日) 当事者は誰だ

抜歯云々の話の流れで、抜歯が済んだらその週末に試験外泊し、経過がよければその翌週には退院なんてスケジュールを主治医が漏らした。

早ければあと2週間、いや10日?カーサン興奮。

退院後の生活を頭の中でシミュレーションしているうちに、段々気が重くなってきた。

今、病院の調理師さんがしてくれること、看護士さんがしてくれること、全部私ひとりでやるのか。

病院通いを言い訳に、家事をほとんど放棄しているこの頃のカーサン。病院で習慣づいた規則正しい生活リズムで帰ってくる娘。つ、ついていけるかしら。

折りしも夫、最近のなんだかだのしわ寄せで、自宅で夜鍋仕事。アータに頼れるとも限らないわけね。

ますます暗澹たる気分が盛り上がってしまう。いかーん。

一度布団に入ったものの、夜中の4時頃目が覚めてしまう。リビングでは夫が仕事中。ほとんど発作的にあらゆる気持ちをぶちまけ、頭痛薬を飲んで寝直した。・・・ぐっすり。まだまだいける>自分。

しかしなんだろねー、確かにちょっとくたびれてきてんのかもねー。
※まあ、くたびれてることを夫に理解してもらえばよしとしよう。

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さて、今日は病室に、実家ばばではなくじじが来た。ばば風邪。

孫娘の抜歯について、ばばから情報が行っているらしく、なにやら憤慨に近い面持ちで抜かなくていい、抜くべきでないと鼻息が荒い。

抜歯については、先日夫と二人して、出来れば抜きたくないという希望や、小児科と歯科の連携に対する不信感を主治医にぶつけた。

私たちから不満をぶつけたことで、主治医グループはグループ内でも歯科とも話し合いをもってくれて、詳しくは明日月曜日に説明を聞く段取りになっている。

なんだかよくわかんないけど抜歯、とりあえず抜歯、流れとして抜歯、そういうことではなくなってきている、とカーサン捉えている。

なので実家じじがいくら鼻息荒く反対を唱えても、必要な処置であり娘にとって最善であるなら、抜歯も致し方ないかな、とすら考えている。

やはり当事者は娘なのであって、だれよりなにより優先されなくちゃいかん。

じじの孫可愛い、不憫という気持ちはわかるが、その熱さでかえってクールダウンしてしまうカーサンであった。あくまでもへそ曲がり。

でもねー、抜歯とか傷の深さとかその後のブリッジ(?)装着とか具体的なことを想像すると、やはり気が重い。痛いのは娘だけどさー。カーサンも小学生のとき歯列矯正したことあるから、口の中に針金がある痛みってのは想像できるんだよ。

娘、まだまだ二歳なんだよねえ。はー(ため息)。

娘に対するカーサンの不憫フィルター、また一段と厚くなってしまいそうな予感。やば。


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