あのう、予約が取れてしまいました。←幾分済まなさそうなかんじで書き始めてみる。
何度メールチェックしても返事は来ない。 外来に電話したらU先生本人とつながっちゃったよ。別に直で話したい気持ちはさらさらなくて、単に午後でもいいから予約を入れておこう、その後またメールしておこうくらいの気持ちだったのでカーサンちとおどおど。
U先生相変わらずだよ。この人の話し方は、なんていうか、自分に不利な状況は絶対に作らない、すごく誘導上手。
まんまとそれに翻弄される自分が悔しくて、彼の印象が最高潮に悪い。悔しいってなんだよ>自分。勝負してるわけでもないのに。
聞きたいのはそこではない、という説明を聞きながら、だからそうじゃなくて、と蒸し返すことが出来ない。くくく悔しい。
「僕は400人診ているんですよ」という台詞に頭が沸騰しそうになる。いつぞやのマンションの営業と同じレベルの発言だぞ(わかりにくい比較)。
それでも一人くらいの融通は利くというのだろうか、口約束通り12日の午前中に予約を入れてくれた。
戦利品はブラボーなはずなのに、憂鬱な気分で受話器を置く。負けた・・・。そんな気分。だから勝ち負けじゃないって。
そしたらU先生からメールの返事が来ていた。これが仰天するほど腰が低い。まず謝罪から始まり、木曜午前が混まないからベストという助言があり、「何か疑問点がある時には遠慮なくおっしゃってください。」と締めくくらている。
なんかもうわけわからん。どっちが真の姿なんだ>U先生。
本当は親切な医師だが、彼のデフォルトとして感じの悪い威圧的な話し方をするだけ、と理解しておけばいいのだろうか。
ところで12日の予約をどうすればいいのかについてはメールに明記されていない。ここらの抜け具合がカーサン的にはツボ。
ツボといえば、彼の印象をくっきりとしたものにしてしまったのが、「手帳への書き込みの件」だ。
娘の病気は小児慢性疾患に含まれ、申請すると手帳がもらえる。一貫した治療や指導のためでもあり、状態が急変したときのための緊急覚書でもある。
「特記すべき事項」「緊急時に対応すべき医療情報」「検査の結果」などの欄があり、これは「保護者からみた健康状態の記録」とは別格、医療者に記入してもらうべきかな、と思い、前回の外来のときに持参した。
診察室で手帳を見せ、こちらが期待したのは「どれどれ」とボールペンでなにやら書いてくれるか、或いはこのように記入しておけばよい、という指針をもらえるか、だったのだが、実際は「ちっ」という舌打ちすら聞こえてきそうな(この辺は被害妄想入ってます)「カンゴフサーン(大声)全部手続きやり直してー」という事務的な叫びだった。
期待が大きいと、落胆は比例と申しましょうか、倍増倍々増するもんですね。
というやりとりを帰宅して夫の前で再現してみせ、「なにも書いちゃくれなかったよ」と肩を落とすと、「いや、ここ見てみ」と夫。
私が記入した「本人」「保護者」の住所氏名の他に、「主治医」の欄にU先生の苗字を書いていたのだが。苗字だけだったのがいけなかったんでしょうか、お名前の方がU先生の筆跡で二文字輝くように書き込んであったとさ。
呼び捨てにしたつもりはなく、「主治医グループのU先生以外3人の名前を括弧して付け足そうかなあ」と迷った箇所だったのだ。
よりによってここだけかよ。夫から手帳をもぎ取ると、床に叩きつけてダチョウ倶楽部上島を演じてしまったカーサン。そんなですからまだまだ修行が足りない。
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