娘の個人面談。
そういえば、初めてお友達のお宅に娘だけを預けたのが去年のこのイベントだったっけ。「Mちゃんちに行ったよねえ」という娘のつぶやきで思い出した。
とにかく今年の担任のおてもやん先生(ひどい命名だよなあ)はよく子どもたちのことを見ている。幼稚園での娘の様子を先生から聞くと、カーサンの想像とさほどズレがないように感じられるのが頼もしいぜ。
去年に比べて娘は明るくなった。まだ根に持ってるのかと呆れられるかもしれないが、去年は疑いの目で見られることで悪循環に陥っていたような気がする。疑わしいと思われる→いじける→ますます疑わしい→エンドレス。
まあ、低血糖と「出来ない出来ない」のぐずぐず泣きとが、全く切り離すことは不可能だ、と今ほどきっぱりカーサンの中で決着がついていなかったのが一因でもあるので、去年の担任だけを責めるのは片手落ちとわかっている。でもさ(←親もぐずぐずじゃん・・・)。
おてもやん先生とは「子どもへの接し方」という基本的なところでカーサンとベクトルが揃うので、まずそこがノンストレス。
例えば、ゲームで負けて泣き出す場面はありませんでしたか?とカーサンが問うと「殆ど無いですねえ」とのこと。去年はイス取りゲームで負けたりすると、泣いてしまってゲームに参加することすら拒否、という場面があったものですから。 ※参観日でそれをやるので「母親が見ているから、甘えて血糖値が上下するのではないか」と思われたりしたのだよ。3〜4歳で甘えて何が悪いんだよ、と今は思うんだけど。
そう説明したら「私イス取りゲームみたいな、1人だけ負けて・・、っていうのがあんまり好きじゃないんですよねえ。・・・(しばし黙考)・・・そういえば今年はあんまりそういうゲームしてないかもしれません、どちらかというと勝つ人が残るゲームとか、○×どっち、みたいなゲームが多いかなあ」とおてもやん先生。「皆の前で1人負けるっていうのも、経験としては必要だと思うんですけどね」と苦笑い。
このやり取りひとつでカーサン「おてもやん先生大好きだー!」と夕陽に叫びたくなってしまうのだ。甘い。甘いですかね。
娘もおてもやん先生が大好きで、まとわりついて「センセイ見て見て」攻撃が止まらないらしい。「やっぱり全部には応えてあげられなくて、申し訳ないなあと思うんですけどね」とおてもやん先生。
やはり娘、人を見る目がある・・・と思う・・・。
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