2002年03月20日(水) |
2002年を考える(考えてない) |
買っといて読んでない漫画というのは、けっこうあります。 暇な時に読もうと思っていて、実際暇になると読まない。 で、明日テストとか肝心な時になって読みふける… そんなことにならないように、今日も読んでおきました。
『20世紀少年』
ま、感想は「面白い!」の一言に尽きるわけですが、 これを読んでいて、いや読む前から、たまに思うことがあります。 もし、1970年代に自分の青春があったら、どんなだったろうって。
なんで、1970年代なのかって言われたら自分でもよくわからない。 ただ、なんとなく全てが上手くいっていた時代のように見えてしまうだけ。 1970年代の人が21世紀をまるで夢の世界のように想像したみたいに。
自分の知らない音楽が流れ、 自分の知らない流行があり、 自分の知らない時代があった。
『ジミ・ヘンドリクス』『平凡パンチ』『アポロ11号』
皆、名前くらいは知っています。 でも自分は何も知らない。 そこにあった時間を知らない。 それを知りたいと思い、そこにいたいと思う。 それは多分、現実からの逃避だけれど。
でも、こうも思うんです。 今という時間を嘆いているけど、 自分しか知らない音楽があって、 自分しか知らない時代が確かにあると。 それが今なんだなぁって、思うんです。
浦沢さんの漫画がリアルタイム読めるってことは、 手塚治虫の漫画をリアルタイムで読んでること大して変わらないんだな。 なんか、久しぶりにドキドキしながら漫画を読みました。 『MONSTER』も完結したらしいし、読まな〜。
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