朝、目覚めて、聞こえてきたのはテントを打つ雨の音でした。 最初のうちはパラッパラッという感じで大したことなさそうだったのですが、 仕度を終えて、外に顔を洗いに行こうとしたころにはもうザーザー降りでした。 せっかく着たズボンが、顔を洗って帰って来るまでの間に びしょ濡れになってしまうほどの雨降りに一抹の不安を覚えます。
初っ端から雨かよーとぼやきつつも、外に出なければ始まりません。 雨でも雷でも、例え槍が降っても、それでもやるのが フジロックなのです(流石に槍はどうだろ)
場内は傘を差すのは禁止なので、レインコートを着込むと、 早速オフィシャルグッズが売られているところに向かいました。 どんなに高くてTシャツの一枚ぐらいは買ってやろうと意気込んでいたのですが、 販売所に着くと途端にその気は失せました。
だって、ものすげー大勢の人が既にいたんですよっ。 某・ネズミの国もびっくりするぐらいの人の行列でした。 もうスプラッシュマウンテン2時間待ちなんて屁でもないくらい。
まぁ、フジロック行って何かするのに並ばないなんてことはないわけで、 その後、飯食うにしろ、トイレ行くにしろ、並びっぱなしの毎日になるわけですが、 雨といいこの行列といい、初日から早速フジロックの醍醐味を味わったというか、 軽く洗礼を受けたことは確かです。
2時間?3時間?ぐらいかけてようやくTシャツとパンプレットを購入。 (しかも欲しかったTシャツはサイズが既に売り切れてたし・泣) 慌てて時間を確認すると、目当てのバンドの出演時間が迫っていたので、 ぬかるみまくった道を人を掻き分けながらダッシュ! 白かったスニーカーはあっという間に真っ黒になり、靴下は濡れてびしょびしょ。 でも、その時の私には、んなことは些細なことで、 早くフジロックを体感したいという気持ちでいっぱいでした。

オフィシャルパンフレットとTシャツ2枚。 たったこれだけの買い物なのに…
ライブステージはレッド・グリーン・ホワイトetc…と何箇所かに分かれており、 それぞれの場所で一日中色んなアーティスト達が出演しているわけですが、 会場の距離がけっこう離れているので、全部を見るのは到底不可能。 しかも今日はこの雨だし、せいぜい見れて3つぐらいだろうという感じ。
私がまず向かったのは一番大きいグリーンステージ。 そこではもう既にTHE LIBERTINESという英国のバンドが演奏していました。 真ん中よりちょい後ろのほうで訊いていたのですが、 何しろ音がスゴイのでのでどんどん惹き込まれてしまいます。 ちょっと遅れていったので、LIBERTINESの演奏はあっという間に終わってしまいました。

一番規模の大きいグリーンステージ。 画像だとわかりづらいですが、 その気になればけっこう近くまでいけます。
んで、次が私がフジロックで一番見たかったTHE MUSICというバンドでした。 セットチェンジの為、四十分ほど待つのですが、その間にすかさず前のほうに移動。 一番前のスペースに行くのは危険というのはライブハウスに行って経験済みだったので、 それより少し後ろのバーの近くに陣取っていたのですが、これが甘かった。
いざ、演奏が始まると、横から後ろから押されまくり。 始まる前までは大人しくしていた人たちの豹変振りに驚いたの驚かないのって。 最初のうちは場違いな場所に陣取ってしまった…とか後悔していたのですが、 そのうちだんだん楽しくなってきて、周りの人達に負けるかぁ!と、 飛んだり跳ねたり拳を突き上げたりと、かなりノリまくりました。
今まで色んな人のライブに行ったけど、こんなに弾けたのは初めてかもしんない(笑) これがフジロックだからという理由だけではなく、 これがMUSICだからなんだろうなぁ。 このバンドのステージが見れただけでもフジロック来た甲斐があるってもんです。
夜になっても雨は降り続けました。もう一日中降ってました。 友人はこの時点で軽く風邪をひき、テントに残ると言うので、 仕方なく私は一人で9時からのUNDERWORLDのステージを見に行きました。 だって、この機会を逃したら一生見ないかもしれないじゃん! まぁ、結果的には見に行って良かったです。
こいつは「超」の一言では言えるもんじゃねぇ!! なんていうか…すっげー…
すっげー面白かった!
そんな感じで一日目は悪天候を吹き飛ばすほどの 素晴らしいパフォーマンスばかり見れたので、 私的にはこの時点でフジロック最高!状態でした(まだ早いって)
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