| 2003年11月25日(火) |
高年齢化社会を先読みした話 |
昨日触れた「リア王」の話、時間が経つとあらすじを忘れてしまいそうなので、 ちょっと記しておきます(日記をネタ帳代わりにするな!)
<大雑把且つテキトーなあらすじ>
80歳(じじぃ!)になったリア王は生前贈与をしようと三人の娘を呼びつける。 そして一人一人に自分への感謝の気持ちを語らせる。 要領良くゴマすりしたゴネリルとリーガンは充分な土地をもらうのだが、 高倉健並みに不器用なコーディーリアはゴマすりをしない。 それに腹を立てた王は勘当してしまう。その後フランスへ左遷(嫁に行っただけ)
まんまと財産をもらった性悪娘のツートップは次第に王を蔑ろにし、 仕舞いには家来諸共お城から追放してしまう。
一方その頃、グロスターの私生児であるエドマンドは、 自分が私生児であることに対して、兄と父に逆恨みをし、二人を陥れようと、 父親には「兄が父上の命を狙っている」と進言し、 兄には「父上が兄に対してとても怒っている」と嘘をつき、 父の怒りが冷めるまで城を離れたほうがいいと言い、まんまと城から追い出す。
物語の主軸はリア王とそれを取り巻く人々ですが、 サイドストーリーとしてエドマンド側の話もかなり絡んできます。 んで、最終的にはエドマンドの企みは暴かれ、イギリスとフランスの戦争が勃発し、 何の関係もないコーディーリアは殺され、悲観した王も死に… そして、誰もいなくなった。
って、それは話が違ーう! 最後に生き残っているのは、オールバニとケントとエドガーだけです。 結局いい人が生き残ったわけだけど、なーんか後味悪い感じがしますね。 時代劇的勧善懲悪の話とはベクトルの違う物語です。 だからこそ、この話が四大悲劇に数えられる所以かもしれませんけど。
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