、まとめ
)
こあらの見た風景(要はブログ)
スタートしました。
2005年08月27日(土) |
東京ジオサイトプロジェクト |
<公式HP>
http://www.geo-site.jp/new/event.html
共同溝ってのがあります。
水道管や電気の管など、ライフラインの根幹である
ものの骨格となる線をおさめておくもの。
いま、東京の地下にどんどん溝を掘っていて、
今回虎ノ門から日比谷まで、1.5キロを掘りぬいたので
その掘りぬいたところを歩いてみましょうという
イベントが、今回のトンネルウォーク。
10時受け付け開始で、受け付け会場の日比谷公園に
ついたのは10:45ごろ。

その段階で、200人くらい並んでました。
結局、僕が受付をしてもらったのは、
1時間後の11:45でした。
支給品の手袋に、ヘルメットをかぶっていざ出発。

地上の入り口は、こんなに小さなところでした。

まぁ、実際の工事では日比谷側がゴールとなるので、
そんなに大きくないのでしょうが、
それにしても、ささやかなもんです。
しかし、ここから階段&エレベータで地下に降りると、
30メートルしたには、別世界がありました。

ここから、虎ノ門に向かって、1500メートルを歩きます。
地下30メートルは、地下水のせいかとても湿度が高く、
トンネルの壁は結露がびっしり。
シールド工法で掘られたトンネルは、壁の材質も
鉄だったり、コンクリだったり、鋳鉄だったりさまざま。
周りの土壌に合わせて、材質を変えているらしい。
道路の下を掘っているから、単にまっすぐ掘ればいいのかと
思いきや、そういうわけでもないらしい。
東京の地下には、「地下鉄」みたいに、地下の先住民がいるので、
それに一切影響がでないように計算して行かなくては
ならないとのこと。
だから、途中クネクネしている部分があった。
それにしても、1500メートルのトンネル。
実際の工事ではどうやって異動しているんだろうと思ったら、
ちゃんと、「鉄道」が走っており、それに乗って
移動することもできるらしい。

もちろん、トイレもあります。
電話もあります。
途中、工事関係者が「地底学芸員」の腕章をつけて
たっており、工事内容の説明をしてくれた。
(今、書いている内容はそこで聞いたこと。)
やっぱり、ここで仕事をしている人は、この現場が
大好きみたいで、話をしている顔はかっこよかったです。
自分の仕事への誇りってやつかな。
道路の下の見えないところで、こんな巨大な構造物が
あったなんて・・・建築の仕事って、面白いんだなぁと
ちょっとうらやましく思ったひと時でした。
社会科見学はいいものだ。