2002年05月07日(火)/中国人エルフ(ありえない)。 |
大型連休も終わっていつもの状態に戻りましたね。私の方もそれなりの大型連休(10日間)を頂きまして、頂いたところでほとんどまるまる指輪漬けの日々を過ごしたのであり、有意義であり浪費でもありで、心がここにあった試しもなく、思い余っていない時もなく、まったくさんざんでした。ああ楽しかった。
思い返すと、やれ三国志だの真・三國無双2だの指輪物語だのと、どうも今年に入ってから思い余りっぱなしなような気が。はたからご覧になっていると、随分せわしなく移り気な人のように思われるかもしれませんねえ。というか我ながらせわしないです。少しは落ち着け。 しかしながら、例えばこれまで当日記で執拗なまでに三国志関連の話題を繰り出していた側から、掌を返したように指輪に移行したように見えても、私的には、己の心を乱す物件が増えただけで、以前フィーバーしたものが色褪せたりしているわけではないので、単に自分の処理速度の限界を超えて首が回らなくなっているだけあり、結果、現在最も旬な物件をどうにかするだけでせいいっぱいになってしまうということを繰り返すというなりゆきなのでした。ですから、赤マルジャンプのライジング続編も大変に楽しみにしていますし、北方三国志の続編も依然待ち詫びているのです。
そんなわけで、私に勝手に旬の物扱いされている指輪物語です。 やぶからぼうですみませんが、何か旅の仲間(あの9人)の平均年齢ってものすごく高いんですね。年齢不祥の人がいるので正確には算出できませんが、少なく見積もっても何百歳とかいう、人としてあるまじき値が導き出されます。端的に言って、何千年生きているかもわからない弓を使うエルフの人が主犯なんですが。あとエルフではないですがガンダルフも同罪です。 いったい、エルフの人々は、映画のエルロンドのごとく「3000年前に私は見た」とかまったく普通に語り始めるので始末におえない。長いことが売りの一つである中国史をもってしても彼らには太刀打ちできるかどうか。三国時代にしたって、今からせいぜい1800年前ってところなので、彼らにしてみればまったく余裕ですな(何が?)。1800年という数字に「せいぜい」なんていう言葉をつけねばならないなんて。 そして、うっかり三国志の話をしているのをエルフの人らに聞きつけられた日には、「曹操なら私は会ったことがあるが、ちょうど三丁目の某さんにそっくりだった。」とか、「一度周瑜を見たことがあるが、意外とぽっちゃり型という印象だった。」とか貴重だけど台無しなことをいろいろと教えてくれそうな気配。三丁目ってどこですか。下手をすると、「孔子と友達だった」「紂王と戦ったことがある」「実は俺が黄帝だ」などというとんでもない経験を持つ者が続々と見出されそうです。すごいなあエルフ。そんな風に考えると、なんか彼らのことをますます好きになれそうな気がするなあ。中国にエルフがいなくて非常に残念だったなあ。
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