過失軽薄日記
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管理人は現在杭州にいますが、どこにいようとうすらオタク気味です。 2008年頭に帰国予定。大陸に至った経緯は2006年3月22日あたりをご覧ください。

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2006年01月29日(日)/激しい監督とさらに激しい役者2/片腕必殺剣(ネタばれあり)

続きです。

ネタばれしますので、これからご覧になる予定のある方はご注意ください。

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みなしごジミーさんは武術の師匠に引き取られて育ったナイスガイ。性格も武術の腕前も良い様子。辛いときには父のかたみの折れた剣を眺めつつまじめに暮らしています。そんなジミーさんが気になる師匠の娘さん。やたらにツンツンした態度でちょっかいをかけてきます。今の言葉で言うならツンデレというやつでしょうか。しかし、せっかくのツンデレにつれない態度のジミーさん。師匠にも目をかけられるジミーさんが気に食わない兄弟子とツンデレはジミーさんを裏山に呼び出してこらしめようとしますが、できる子ジミーさんにはかないません。しかし、ツンデレが泣き出しジミーさんが油断した隙に、なんとツンデレがジミーさんの腕を切り落とした!
…これはまずいでしょう。いくらツンデレでも。ツンツンするにも限度があります。恨みを買ってどうするのでしょう。相手の腕とともにデレデレするであろう今後の展開まで断ち切ってしまいましたよ。これぞまさしく果断、と申し上げたらいいのかどうか。さすがに張徹導演の放つものは何かが過剰です。

見るものが唖然とする一幕により片腕を失ったジミーさんは、行き倒れてしまい、それを農家の娘さんが助けて一命を取り留めます。こっちは気立ての良い素敵な娘さんのため、ジミーさんが傷を癒す間にも見る見る二人はいい感じに。娘さんと静かに暮らすうち、農作業やったり魚釣ったり武術とかかわりのない普通の暮らしもいいなあなんて感じつつも、やはり武術への思いを断ちがたく夜中にこっそり修行したりするジミーさん。娘さんに武術の本をもらい、父の形見の折れた剣を使って片腕剣法を編み出しました。
いろいろあって、ついに、武術を捨て一緒に農家をやろうと娘さんに告げるジミーさん。二人で幸せに旅立とうとするのですが、自分を育ててくれた師匠の武術の一門の危機が迫っていることを知ります。師匠を快く思わぬ長臂神刀から一門を絶やすべく狙われていたのでした。
長臂神刀が師匠の技である金刀封じのための武器を開発したところ効果覿面であり、師匠と同様に金刀で戦うお弟子たちはまんまと技を封じられて次々に倒され大ピンチ。あわや師匠も倒される!?そのとき仲間の危機を見過ごせないジミーさんがかっこよく登場。自ら編み出した片腕剣法で見事長臂神刀を破り、師匠とその一家(ツンデレ含む)を救いました。これで自分を育ててくれた恩を返したとして、今度こそ本当に娘さんと一緒に旅立つジミーさんでした。めでたしめでたし。



















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