2002年12月01日(日) |
劇団扉座第28回公演『いちご畑よ永遠に』扶桑文化会館 |
初めての扉座の観劇。
なぜか芝居を観たっていう感じがしませんでした。 ビートルズのジョン・レノンの伝記的内容で、 ストーリーもあるのだけど、どうも釈然としないのでした。
ジョンは自分のことを普通の男といってるとチラシにも書いてありました。 そんな普通でない、普通の男をわざわざ芝居にすることで何を表現したかったのか。 いまいちよく伝わりませんでした。
ボクもビートルズ、特にジョンに傾倒した時があって、 歌も聴いたし、映画『イマジン』も見ました。 映画をみた当時、ジョンの壮絶なまでの生き方に衝撃を受けた事を覚えています。
今回、山田まりあさんが演じたシンシアを話の中心にもってきたことは、ジョンを語る上であまりなかった視点で新鮮だとは思いました。 でも前半が丁寧に時間を追った分、長くて少々だれてしまった反面、後半が時間の経過をかなり端折っていてもったいなかった気がしました。 特に前半の休憩前は眠かったっす。
しかしながら、生の演奏や、おもしろい役者さんなんかもいて、 ある種のショーをみたような楽しさを味わうことができました。
|