日々雑感
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チャンピオンズ・リーグ準々決勝、ミランがデポルティーボに4対0で敗れる。これで、ミランは今回のCLから撤退。
前回、ホームにて4対1で勝ったときは、ほぼ間違いなくベスト4に進出と思った。前日、レアル・マドリッドやアーセナルが「まさか」の敗退劇を演じたときも、これを反面教師として、選手たちも気をひきしめてくるだろうと信じた。実際、3対0で負けない限りは、先へ進めるという状態だったのだし、ミランの守備陣は今シーズン2点以上とられたことはなかったのだ。
けれども、結果は見ての通り。最近のリーグ戦での不調に嫌な予感こそしていたけれども、まさかこうなるとは。「絶対」とかいう言葉はあり得ないのだと痛感。何が起こるかわからない。ほんとうにわからない。逆に言えば、何でも起こり得る。
それにしても、まいった。トーナメント式の場合「終わり」がはっきりとした形で目の前に突きつけられるのがきつい。一晩たって、ふと、そういえばもう終わってしまったと気づくのだ。CLはもちろん来年もあるし、リーグ戦も代表での試合もつづく。けれども、ある瞬間は確実に過ぎ去ってしまった。それはもう決して取り戻せないものだ。
ベスト4は、モナコ、チェルシー、デポルティーボ、ポルト。あとは純粋に楽しんで試合を観られる。それはよいけれども、さびしい。ミランが決勝進出したときにはスタジアムへ行ってしまおうかとも思っていたが、それも夢と消える。
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