どうも、仕事でトラブルに当たる確立高いうららです。
どういうわけか、ややこしいクレームやら災害やらなにやらに遭遇する機会が多いあたし。
もうちょっとしたら退社時間、と言う時間になって、他の売り場から案内されてきたお客さんが、とんでもなくクセのある人で。
「どうしても、これと同じバッグが欲しいんです」
使い込んだウエストポーチを指し示しながら、意気軒昂、居丈高に言われる。
それは、ここ最近扱っていない商品で、通常の発注はきかないし、もう入荷する可能性のほとんどない商品。
「現在取り扱っていない商品で、メーカーさんにも在庫がない可能性が高いお品物なんですよ」
と丁寧に説明したにも関わらず、
「いーいから探してください!北は北海道、南は九州まで、200店舗余りあるんだから他のお店の在庫も調べて取り寄せてください!」
急に逆上したように大声で言うものだから、近くにいたお客さんまでびっくりする始末。
「一応ですね、全店の在庫状況を調べまして、お探しすることは出来ます。ですが、先ほども申し上げました通り、100%おとりよせできる、と言うお約束はいたしかねますので、その点だけはご了承ください」
落ち着いてもらおうと、これまた丁寧に説明したつもりだったのだけれど、
「私は以前、ここで働いていたんです!お客に対して、商品がない、なんて言ってはいけないと社内教育で受けているはずです。どうしても欲しいんだから、なんとしても探してください!」
関係者ならなおさら、その大変さを思い、そこまで高圧的になることもなかろうと、思ったのだけれど。
実はこの手の「以前こちらで働いていた。店の人間はお客の言うことを絶対きかなくてはならない」的なクレームって言うのは意外と多く、自身が働いていたときの腹いせなのか、と思うことも多いのです。
とりあえず、商品を探すことにはなりましたが、商品の品番すらわからない状態で、古い台帳を引っ張り出し、何とかその商品を見つけ出し、メーカーに電話して、在庫を確認することが出来ましたが、あとの連絡はマネージャーにお願いしちゃいました。
連絡が終わったマネージャーは戻ってくるや否や、
「ごめんねー。いやな想いさせちゃって」
ひたすら謝られ。
つい先日も、紳士靴のクレームを受けたばかりなのでなおさらなのですが。
「そんな、謝られることはないですよ、むしろあたしがいるときに限って、こう言うややこしいトラブルが多い気がするんですよね。こちらこそかえって申し訳ないですよ」
と謝っちゃいました。
本当に、何かと事件が起きる日に遭遇してしまうので、以前、K嬢に
「うららさんて、厄介なことに当たる確立高いよね」
と、言われたことがあるほど。
「実はあたし、トラブルメーカーなのかもしれません」
神妙に言うと、
「またまたあ〜」
と笑い飛ばしてくれましたが。
いや、マジで。
ここ最近、いろんなものを引き寄せてる気がします。
良いことも悪いことも。
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