午前中に散髪に行く。 さわやかリーゼントスタイルになる。 その後、茶をすする。 まろやかなお茶、なんとか折りという茎まで入っていてるのかどうかよく分からないがまろやかである。 お茶は新茶が旨みがあるが、いつも良く飲むお茶が心安らぐ。 熱い熱いお湯で作り、猫舌で飲めもしないぐらいの熱さのお茶の湯気を楽しみ、そして少しずつすすると火傷する。 毎日だ。 煙草を吸っているが、まだ味覚と嗅覚は死んでいないようだ。 昔、父が煙草をくわえながら突然車を道端に止めて発した言葉があった。 「松茸の香りがする。」 松林をさまよい、猪か鹿に半分食われた様な松茸があった事を今でも思い出す。
そして今日父は鯛を釣ってきた。 クーラーケースを運ぶ手伝いをしていたら「おもたいだろ」と言ってきた。 私は「はなしたい」と言って事なきをえた。
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