ヘレンの日記
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「ヴィパッサナー瞑想」関係の友、以外と会う初日。 正直、緊張する。
10日間の瞑想で、私は変わった。 しかし、変わったのは私だけ、回りは以前のまま。 この体験を共有でもしない限り、私の気持ちは、 伝わらない。言葉を、どう使うか・・・・・
押し付けてはならない。相手のことを考えて、 そして皆が、気分良く過ごせるよう努めたい。 真剣にそう思っていた。
幼馴染2人と、ドライブをして食事に行く。 久方ぶりに帰ってきた私を気遣い、車は「いちご街道」を通り、 見晴らしの良い「日本平」へ。
キラキラ輝く太平洋に、綺麗な茶畑、そして懐かしい風景。 静岡の良い所を、バッチリ見た、帰ってきた実感がわく。
女が3人集まれば、やっぱりおしゃべりが始まる。 それは普通、けど私は「苦しかった。」 誰しも思い通りにいかないことはある。完璧な人なんていない。 親も含めて・・・ 新しい家族であれ、血を分けて いようといなかろうと育ての親は大切な人。
目の前にいる二人が、身内の家族の悪口を、延々と話す。 事情を、ずっと聞いていた。思わず、言わずにいられない その心中は察する。けど、言った所で、それはどうにも ならない事実。私には、どうもできなかった・・・・・
ただ、ただ苦しかった。ほんのチョットの勇気があれば 止められたのだろうか? どんな言葉だったら友達の 硬い心に伝わっただろう。正直、分からない。
「徳のある人」「平静さを保てる心」をめざす私の道のりは 長い。思い知らされた。
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