ヘレンの日記
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2005年08月23日(火) 抜けた!

約束の時間、15分前に涼しい顔でロビーに座ってる私。
今から大手術なのに、なんでこんなに落ち着いてる(笑)

別の歯科医が、中途半端に手をつけた分、治療が大変になること、
そして自分の歯は抜けにくいこと、麻酔も効きにくい時があること
を、十分分かっており、担当医に伝えてある。→これが功を奏した。

担当医の予想所要時間は30分〜1時間。
しかし私は2時間、麻酔が途中で切れる覚悟もしていた。
(過去の経験より)

それでも私は歯を抜きたかった。痛みもしない歯を。それは、
上の親知らずを抜いたので、噛み合わせの相手がない
下の親知らずを残す意味がないことを、知っていたから。
そして技術のしっかりしていない歯科医で抜くと、顎には
神経が通ってるので、痛みが時折、残る可能性があることも。
転勤家族の私。だから誰もが薦める「口腔外科」近所に住んでいる
今、ここで抜きたかった。仕事も夏休み中だし!

治療開始! 台に座る。まず麻酔。「あ、深く打つ。しかも上手だ!」
痛みと技術を冷静に見つめる私がいる。多分、今まででベストだった。

そして、歯茎下に埋まってる親知らずの捜索から!
これに時間がかかる。(多分1時間以上)
歯茎を裂き、骨を削っていく。しかしナカナカ全体的な形が
つかめない。試行錯誤し、とうとう担当医が代わる。苦笑

やっと歯を触ってる感覚がする!
局部麻酔って不思議で痛みはない。でも、話声も全部、聞こえるし
触ってる感覚も分かる。そして、抜く作業に入っていく。
普通、歯と歯の間には隙間がある。しかし、昔、手を中途半端に
つけたため、歯茎も固くなってて隙間がない。

最後は来たよ! 「少し響きますよ〜」という声が聞こえ、
のみで思いっきり、2、3発、殴られる!
2分後「抜けたぁ。」 後ろで歯科医や、歯科助手が集まり、
「変わった形の歯だねぇ」とか、口々に言いあってる。笑
   ↑ お騒がせして、すみません。

歯茎を縫い合わせ、消毒から抜糸の予定を聞き、帰途につく。
時計を見ると5:10分。3:00ジャストに診察が始まったので、
予想通り、2時間かかった。(読みどおり!)
一週間くらいで、完治だが、どうやら3日ほど腫れるらしい。
右側は抜けたし、めでたし、めでたし!!


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