ヘレンの日記
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約束の時間、15分前に涼しい顔でロビーに座ってる私。 今から大手術なのに、なんでこんなに落ち着いてる(笑)
別の歯科医が、中途半端に手をつけた分、治療が大変になること、 そして自分の歯は抜けにくいこと、麻酔も効きにくい時があること を、十分分かっており、担当医に伝えてある。→これが功を奏した。
担当医の予想所要時間は30分〜1時間。 しかし私は2時間、麻酔が途中で切れる覚悟もしていた。 (過去の経験より)
それでも私は歯を抜きたかった。痛みもしない歯を。それは、 上の親知らずを抜いたので、噛み合わせの相手がない 下の親知らずを残す意味がないことを、知っていたから。 そして技術のしっかりしていない歯科医で抜くと、顎には 神経が通ってるので、痛みが時折、残る可能性があることも。 転勤家族の私。だから誰もが薦める「口腔外科」近所に住んでいる 今、ここで抜きたかった。仕事も夏休み中だし!
治療開始! 台に座る。まず麻酔。「あ、深く打つ。しかも上手だ!」 痛みと技術を冷静に見つめる私がいる。多分、今まででベストだった。
そして、歯茎下に埋まってる親知らずの捜索から! これに時間がかかる。(多分1時間以上) 歯茎を裂き、骨を削っていく。しかしナカナカ全体的な形が つかめない。試行錯誤し、とうとう担当医が代わる。苦笑
やっと歯を触ってる感覚がする! 局部麻酔って不思議で痛みはない。でも、話声も全部、聞こえるし 触ってる感覚も分かる。そして、抜く作業に入っていく。 普通、歯と歯の間には隙間がある。しかし、昔、手を中途半端に つけたため、歯茎も固くなってて隙間がない。
最後は来たよ! 「少し響きますよ〜」という声が聞こえ、 のみで思いっきり、2、3発、殴られる! 2分後「抜けたぁ。」 後ろで歯科医や、歯科助手が集まり、 「変わった形の歯だねぇ」とか、口々に言いあってる。笑 ↑ お騒がせして、すみません。
歯茎を縫い合わせ、消毒から抜糸の予定を聞き、帰途につく。 時計を見ると5:10分。3:00ジャストに診察が始まったので、 予想通り、2時間かかった。(読みどおり!) 一週間くらいで、完治だが、どうやら3日ほど腫れるらしい。 右側は抜けたし、めでたし、めでたし!!
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