はち一歳半で断乳する決意が固まり、金曜日から断乳を開始して今日で三日目。 寝る前と夜中のみの授乳(合計3回程度)だったので、寝かしつけさえうまくすればスムーズにいくかも、と思っていたけど、なんのなんの大変です。はっちんには二週間前くらいから、「パイパイとバイバイしようね〜」と言い聞かせていて、そう言われると怒っていたから、子供なりにわかっていたのかも。
一日目、お風呂から寝かしつけまでとうちゃんが担当。 お布団で絵本の読み語りまでご機嫌だったものの、電気を消して寝かしつけにはいった途端号泣。1時間ほど泣いて、泣き疲れて寝る。夜中は2時、早朝、に起きて、同じくおっぱいもらえず激怒して、1時間ほど泣いて泣き疲れて寝る。あやすのは全部とうちゃんにお願いした。 泣き声をただ聞いているのがつらく、くじけそうになる。
二日目、お風呂はとうちゃん、寝かしつけはかあちゃんが担当。 おっぱいにばんそうこうを貼ってみる。「ぱいぱい〜」と私の服をめくったはっちは少なからずショックを受けていたようだけど、「どうやらなくなったらしい」と理解するようで大泣きしてはけろっと遊び、また数分後に服をめくってばんそうこうを見て怒って大泣き、を繰り返す。そのうち「なくなったならどこかもいったのかも」と思ったのか、私の服をめくった後、自分の肌着をひっぱって上からのぞきこみ「あー、ぱいぱいー」と涙目でにーっと笑われた時にはさすがに切なく、本当に今断乳する必要があったのか、と気持ちがぐらぐら揺らいだ。でもここで挫けては、結果的にはっちに何度もつらい思いをさせることになる、とぐっとこらえる。
昨日はおっぱいがかちかちになって痛くて痛くて、マイミクさんに教えていただいた「桶谷式母乳相談室」にマッサージ&搾乳をしてもらいにいくと、嘘のように軽くなった!!!桶谷式、以前は断乳後は数日絞らず、と指導していたらしいけど、最近は、徐々に搾乳していく指導に変えているらしい。(乳腺炎でかけこむお母さんが増えたからとか) マッサージしてくれた助産師さんがものすごく優しいおばさまで、育児に関しても色々と温かい言葉をかけてくれて、もっと早くここに来て母乳指導を受けたかったなあと思った。搾乳の方法も、自分のは力任せで乳腺を傷つけていたことをようやく知る。 先生に、断乳への迷いを相談すると、「断乳も親と子にとって必要なステップで、親が決意した気持ちを子供はちゃんと受け止めて乗り越える力をもっている。きちんとそういう経験をした子供は、精神的に強くなる機会を与えられる。おっぱいがなくなっても、あなたのことが大事で大好きだよ、という気持ちを伝えることで親との信頼関係が強固になる」とアドヴィスをもらってすごーく気持ちが軽くなった。卒乳派の本には「断乳することで、子供は親に大きく裏切られて、信頼関係が崩れる」てなことが書いてあって、ひっかかっていたのよね・・・。 要は、離乳には、その親子その親子でいろんなタイミングや方法があって、それでいいんだなあと思う。 それにしても、助産師さんに「仕事しながら一歳半までおっぱいあげて、本当によく頑張ったね」と言われて、ほろほろときてしまった。なんというか、育児する女性にはみんな、こういう風に言って支えてくれる人がまわりにいてくれるといいな、と思う。
はっちと私の断乳への道はまだまだこれから。家族で頑張ろうと思います。
|