くるぶしニッキ

2006年05月12日(金) T妊娠ニッキ・4 / 自宅と言っても社宅

先日、健診に行ったT。

どうやら子供は男の子らしいです。

「医者が言ったから多分アレが見えたんだろうけどね、

あたしにゃさっぱりわからないよ。」とのコメント。

8月出産予定のMも男の子みたいだし、

地元にいる友人Sの子供は男の子2人だし、

高校時代の友人は男の子ばかり産む傾向にあるようです(笑)




妊娠・出産ネタと言えば。

去年、2人目の女の子を産んだ、友人H。

ヤツは妊娠後期に切迫流産しかかっていると1ヶ月近く入院したのに
いざとなったらなかなか出る気配がなく、
結局予定日を10日ほどすぎてから出産した
不運な女です(苦笑)

彼女の2人目の出産は少し特殊でした。

入院ナシ。

そう、自宅出産だったのです。

「1人目は何の疑問もなく病院で産んだけど、

出産なんか、人生でなかなか経験することじゃないのに、

『病院で産むもんだ』と決め付けられるのがイヤだなぁと気がついてさ。」

と、当時熱く語っていたH。

ダンナさんの了解も得、お母さんにも産後は手伝いにきてもらうことにして、

彼女の「自宅出産プロジェクト」は順調に進んでいきました。

体重管理も1人目の時より、きっちりこなし

(いや、1人目の時も全く問題がなかったんだが。)

胎児も順調に育っていて、「ああ、もう少しだね。」という時、

切迫状態での緊急入院(苦笑)

産後きてもらうはずだったお母さんに急遽きてもらって長女の世話を頼み、

「産まれてからだとしばらくいけないから!」と予約していた温泉宿をキャンセルし、

「ひーーまーーだーーー」とくるぶしの携帯にメールを送る日々(笑)


予定日の1週間以上前に、ようやく退院できた時、

シャバの空気はうめぇ!!

と、叫んでおりました。

「(胎児は十分育ったんで)もういつ出てきてもいいぞ!!」とも。

しかし。

待てど暮らせど出てくる気配のない赤子。

「あの入院は一体なんだったんだーー」とボヤきまくり、

「いつまでも出てこなかったら

促進剤を使うのにまた入院しなきゃいけないじゃないかぁあああ」と吼えてました(気の毒)

自宅出産の時、お世話になる助産婦さんも、

ほぼ毎日健診のため、きていてくれたそうですが、

「なかなか出てこないねぇ」と困っていた様子。

そして、ある日。

助産婦さん(キャリアうん十年)にHは言われました。


「どっちの乳首が感じるか、ダンナに聞いておいて。」と。


「な・ななななぜ???」と動揺するH(そりゃそうだ)

乳首を吸う(刺激する)と、陣痛の痛みをやわらげる効果があるらしく、

どっちの乳首が感じるかはダンナの方が知ってることが多いから。

………だそーです。


「ってことは、陣痛で苦しんでる時、ダンナに乳首を吸われるのか!?」

「うわーー、それっていいのか!?」

「あたし、絶対殴り飛ばしそうだ!!」

などと、盛り上がる女2名。


盛り上がりつつも、なかなか出てこない赤子。

いよいよ、あと数日たっても、出てこなさそうだったら

また病院に行かねばならないと困惑していたある日。

またも、助産婦さんの素敵なアドバイス。


「もう、これはね、ヤルしかないね。

「や・ヤルって………。やっぱり………。」

「もちろん、セッ○ス」(きっぱり)

「……(絶句中)」

「精液にはね、子宮を収縮させる成分が入ってるからね。」

「で・でも、うち今こんな狭い部屋に母親もきてるし……。」

(その会話中、お母さんは隣の部屋にいた)

(ちなみに「乳首話」の時、お母さんは同席していたが、

そ知らぬふりをしていてくれたらしい)

「(小声で)なんとか、家を抜け出してできないかねぇ??」



結局「お迎えH」をすることはなく、

数日後、元気な赤ちゃんが産まれたんですが、

いやーーーー、出産って奥が深いねぇ、としみじみ思ったデキゴトでした。

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