DOTFAMILYの平和な日々
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2011年03月24日(木) 映画: American History X

現代のアメリカが抱える人種差別のお話。舞台は私が以前住んでいた街すぐ近くである。

始まって直ぐ、これはハッピーエンドで終わる映画ではないな、と思った。私は悲しい結末の映画は見たくないのだが、この映画は途中で止められなかった。怒りと憎しみを乗り越えたときにやってくるのは悲しみ、というのが救われない。救われないのだが、それが現実なのだし、その救われない現実の中で精神的に成長していく主人公についつい引きつけられてしまった。

最後に死んでしまったのは、私が「こいつは死ぬな」と思っていた人物ではなかった・・・やはり私は悲しい結末の中にも救いを期待していたのだろう。


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