diary/column “mayuge の視点
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「慣レ」ニハ注意スベシ

 今日は会社で3人の人から「マユシテ」ネタで話し掛けられた。

 先輩の「うしまみれ」さん曰く「毎日更新してよー、毎朝チェックしてんだからさー」。おっ(見てくれてるんだ)! いやいやスンマソーン。なかなか毎日とはいかなくて……。後輩の「白パン」曰く「弥生ちんの顔が見たくて『その四』まで見ちゃいましたよー」。おおっ! そーかそーか、ワリーワリー。でも「読み」通りぃー。同じく後輩の「エガーちん」曰く「明日は、よろしくお願いします(会社のゴルフコンペなんです、明日)。ところで、見ましたヨ、マユシテ。ふふふ」。ぅおおーっっ!BOM!!(うれしさで破裂) 直接そんなにお話することのない子なので、なんか裸見られたみたいにみょーに恥ずかしーッス(カマ。お前だな、教えたの。もっともっと宣伝しろ<笑>。でもマユゲの職場のヒトには言わないでね)。

 いやいや、でもうれしいね。

 という訳で、今日も更新。先日、部長と二人でお得意に行くタクシーの中でちょっと話したこと。しかも、前回と打って変わって今日の話はちょっとHかもしれまへん……。

               ◇

 神様は、男と女を、自分にはないものを相手に求めるようにお造りになったに違いない。だから男は、女独特の「でっぱり」とか「ひっこみ」に対し本能的に魅力を感じるんだろう。そういうこともあって、世の男性陣に「オッ○○星人」なるものが圧倒的に多い訳だが、マユゲの場合はちょっと違う。

 「脚部」である。

 きれいな子はホントきれいだからね。そんなことで、マユゲは昔から女性がミニスカートを履くことを声高に応援してきた。

 ところが、である。

 昨今、若い女の子のあいだでは、その美しい脚部を半ば隠してしまうようなファッションが流行してしまっている。そう、ご存知「ババ丈(たけ)スカート」である。「ババ丈」とはよく言ったもので、それこそ巣鴨あたりの商店街で「手引き式買い物カート」を携えたオバちゃんたちが履いているような、ヒザ丈のスカートってあるでしょ、アレです。まあ、彼女らの場合、色が紺とかグレーで、柄がニッポンの古きよき模様だったりするけどね(手引き式といえば、最近キャスター付スーツケース引っ張ってる人多くない? ほら、飛び職のおネーちゃんが羽田のロビーを制服着て颯爽と歩く時に引き摺ってるようなヤツ。余談だけど)。

 もちろん、今の子たちは明るいかわいい色のを履いているが、マユゲとしてはこの服が流行りだした当初、このハンパな「丈」がどーしても許せなかった。「カッコよくミニにするか、いっそのこと超ロングにしてチャイナドレスみたいにクールなスリットいれろよ、このヤローオーォーー!」と叫びかけたことが度々あったが、そこはマユゲご自慢の理性で抑えてつけて逮捕を免れたものだ。

 しかしそれから約一年。

 今や、街を歩けばかわいい子がみんなしてこの「ババ丈スカート」を履いているではないか。このあいだなんか銀座で、猫と杓子がはいているのを目撃したぞ(うそ)。今となっては、逆にミニを履いてる方がカッコ悪かったりさえする。気がつけばマユゲも、ババ丈スカートをかっちょよく履きこなしている子を見ると、

 「もー。かーわいーじゃなあーい」

なんて思うようになってしまった。オレのこだわりってそんなもんだったのか……。

 「慣れ」って恐い。美意識なんて、たった一年でこんなにも変わってしまう。これは美意識だけじゃないんだろう。「慣れ」に侵されかけてることはもっと他にもあるに違いない(痛てて。心当たりありまくり)。

 気を付けるべし。

 おっと、こんな時間。明日はゴルフ。もう寝るべし。

2000年06月23日(金)

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