わたくし昨日、会社を休んでしまいました。
月曜はいつも通り元気に出社。ゴゴイチでお得意に行った頃から、お腹の上の方が痛み出した。ちょうど胃のあたり。しばらく続くようなら、胃薬でも飲もう。
打合せも終わって帰社する頃になっても、まだ痛い。てゆーか、さっきより痛てーぞ? 会社に着く頃には、もうフラフラ。さっそく近くの小池医院へ急行。
ところが待合室は満員なんだな。「今、病気流行ってんのね」なんてのんきに思いながらソファでぐったりして待つ。
「○○さーん」。夢とうつつの間を汗かきながら往復していると、名前が呼ばれた。「……ん? あ、はーい」。なんとか順番はやってきた。
「○○くーん、顔蒼いよー。You look pale,don't you? ドンチュー?(これは言ってない)」。院長は久し振りに来ても相変わらずフレンドリーである。「どーしたの?ん?」。これまた相変わらずのダンディーボイスで問診。様子を話すと院長は片方のマユをクイっと上げるではないか!
なになに? 重病?
入院→検査→難病発覚→告知→友人たちが泣きながら見舞→若くして他界(享年26歳)……?
でもホントに痛い。そーとー痛い。デジタル体温計がピーピー鳴る。36度後半。35度2分が平熱のマユゲはそれを見てまたクラクラくる。「ちょっと、そこ、横になって」。今度は触診。院長はお腹のあちこちを押しながら「ここは?こっちは?これはどーだ?」と質問を浴びせてくる。全部痛てーよ。何なの? 早くこの激痛なんとかして、お願い。
院長はちょっと考えるフリをしてから、一言。
「風邪だな、こりゃ。アイちゃん、○○クンに注射一丁!」
さすがに一丁とは言ってなかったが、そのくらい軽い感じだった。どうやら、風邪のウイルスが胃にいるらしい。そのうち腸に痛みが降りていくらしく、そうなると下痢になるらしい。「薬出しとくから。今日はもう仕事なんかしてちゃダメだ。早く、でもゆっくり休みながら帰んなさい」。
??? ちょっと矛盾してたが意味は分かった。
でもこんなに痛いのにホントに風邪? もっと難病なんじゃないの? なんて思いながら会社に戻ったが、徒歩三分でさらに具合は悪くなる。なもんでこの日は這うようにして帰宅。院長に言われた通りあったかいうどん(ごんぶとがなかったのでどん兵衛)を食い、水分(これまた病気のときの定番、オレンジジュース)をいっぱい摂って就寝……。
その晩、一向によくならない胃の痛みにうなされる。そしていつの間にか眠りについたマユゲ、汗だくになりながら朝を迎える。とりあえず一晩で3枚目のTシャツを着替え、食事を腹に入れ薬を飲むが、それだけでつらい。「すいませーん今日は休ませてもらいますー」。会社に電話を入れてまた倒れる。
夕方またもや汗だくで目が覚めると(またTシャツを着替える)、もう胃の痛みはなくなっているではないか! よしよし、薬効いたか! それとも「オレジュー多量摂取&Tシャツ猛烈交換作戦」成功か。
でもこれまた院長の言った通り、お腹のピーピー信号が黄色から赤へ。慌ててトイレへ駆け込んでセーフ。しかもクセでタバコを手に持ってたりして。ふー。煙の行方をぼんやり眺める。そして、やっと普通の状態で立ち上がれた。
部屋に戻ってふと思ったのは、2週間前に部屋の模様替えしてから、一日中家にいたのって、もしかして初めて?ってこと。いやいやたまには何にもしないで家にいるのも良かったんでないの? (でもこの後、ふと「実況ワールドサッカー ウィニングイレブン4」をオランダで2試合やってしまった……)。
今日もまだお腹のピーピーはまだ続いていたが、無事出社でき、容態は快方へ向かっているようだ。しばらくは、メシをしっかり食って早く寝る生活を心掛けるべし。
以上、流行り病の治しかた、お分かりいただただろうか? マユシテ読者のみなさんも、「胃が痛くなったら要注意」でござんす。いやー今日、会社の勤務シートに「月曜→早退」と「火曜→病欠」って記入しようと思ったら、慣れないことなもんで書き方分からなかった……。
2000年06月28日(水)
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