Pourquoi.
どうしてなの。
何故何時も私は寂しいの。
哀しいの。
「厭よ独りにしないで。」
って。
大声で叫べたら。
どんなに楽だろぅ。
「傍に居て。もっと私を必要として。」
って。
縋り付けたら。
そんな女に。
そんな女に。
私は成りたかった。
何て自分は自意識過剰で滑稽なんだろぅ。
内側に潜む欲求に耳を傾けようとしない。
直視しようとしない。
怖いからだ。
そして恥ずかしいから。
鋼の様な陳腐なプライドが邪魔をする。
私が誰かを頼るなんて許されない。
私が誰かに甘えるなんてみっともない。
私は。
私は。
そんなに偉く無い。
何処で何故歪めてしまったのか。
記憶が曖昧になる程。
もぅ随分と前から。
他人を信用したり期待したりする事を。
私は諦めてしまった。
そして自信を無くしてしまった。
Pourquoi.
問いかけに答えは無い。
私は自分自身の手で私の根を腐らせてしまったのだ。
それでも。
それでも。
私は女で在りたい。
偽者でも良いから。
繊細で儚くか弱い女に成りたい。
誰からも守ってもらえる柔らかな綿菓子の様な女に。
そんな資格も無いのに。
大それた願いだと知りながら。
Je suis une femme,moi aussi!!
私だって甘えたい。
私だって可愛がられたい。
私だって抱かれたい。
私だって。
私だって。
私だって。
私だって。
2004年06月07日(月)

かつて・・。 / 桃色少女

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