思い出に変わるまで
DiaryINDEXpastwill


2002年08月20日(火) ピッキング

8月20日
仕事はいつもより少し遅めに終わったから手軽に夕食のおかずを買って帰宅。
ご飯食べて一呼吸おいてメールのチェックをしようと思ったらいつもの所においてある「モノ」が無い・・・。
パソコン。
テーブル机の下に置いてあるんだけど無い・・。
一瞬自分がどこかに持ち出したのかとまで思ったけど、当然そんな事は無くて。
よくよく見てみるとマウスまで無い。
自分を疑いながらも明らかにおかしい状況。携帯から110番をダイヤルした。
母親が姉の家に弟の嫁と遊びに行ってるのを知ってたから姉の家に電話で知らせた。混乱する頭の中で他に盗まれている物が無いのか心配しながら印鑑・保険証・通帳・現金をチェック。こちらは全く無傷だった。
母が父と弟に連絡取ってこっちに向かわせるようにしてくれた。

警察が到着して、状況の確認・盗まれた物の確認をしながら部屋の電気を消してフローリングに懐中電灯で照らしたら、しっかり土足で進入したスニーカーの足跡が浮かび上がった。

完全に自分以外の誰かがこの部屋に入って盗みに入ったのは明らかなんだけど、私部屋に入るとき鍵開けて部屋に入ったんだよ?
全く荒らされてないし、パソコンが無いの気づかなければ分からなかった。

警察が忙しそうに指紋を採取してる時父と弟が来た。

一通りの検証を終えて、被害届けを作った
被害はパソコン・母が成人の時に買ってくれた真珠のネックレス・現金1万円。
何が一番悔しかったって、真珠のネックレス。
成人の記念にと当時離婚して働き始めた姉の勤める宝石店でローンを組んで買ってくれたもの。
決して安いものではなく、パソコンの3倍はする物。
それを何年も内職して払ってくれた。贈り物で思い出の品物を盗られた事が悔しかった。

実家に一旦戻る事も考えたけど、明日は仕事だし、大家さんに連絡して鍵を変えてもらわなきゃ。パソコンも使えない様にプロバイダも止めなきゃ。
やることが次々思い浮かんでその日は戸締り厳重にして一人、この部屋で過ごした


mamirin |MAIL

My追加