思い出に変わるまで
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昨日の日記で姉がどうやらやり直しをし始めるかも・・・と言うことを書きました。 その晩、もっと大きな爆弾を抱えてさとしクンが帰ってきた。
この日、本社の部長がやってくると言うのは聞いてたんです。 夕食の時間にふいに喋り出して
「今日部長来るって言ってたやん、○○さん(さとしクンの上司)クビになってん」
「!!!はっ?!!」 ○○さんとさとしクンとパートのおばちゃんの三人の事務所じゃん! 「ど・・・どして?」
「うちのバカ(←社長)とやりあってん・・・で、来年の四月から身の振り方考えないかん」
ますます????マーク
要はこうだった。 さとしクンの会社の社長は元々は総務部上がりの人で優秀な人材だったらしい。 しかし、優秀な人材が優秀な経営者になるとは限らない。 むしろ逆。 営業というのを全く知らず経営者になったばかりに営業数字ばかり追い、社員の言い分も全く聞かずワンマンでやってきた為に社長についていけない優秀な人材、それも管理職クラス含め次々と辞めていった。 それが数年前の出来事。
その前例にもあるように、今回特に赤字部署でもない名古屋営業所を社長が望む利益の伸び率が無かったという名目で所長を本社に移動させ平社員にするらしい。 それも来月付けで。 パートのおばちゃんは偶然にも今週いっぱいで辞める事になっており来週からは新しいパートさん。 さとしクンはそのままところてん方式に所長になるんだけど、3月まで。
前々から社長が名古屋営業所を潰したがってると言う事は聞いていたんだ。 だけどこの二年連続して売り上げ成績も良かったし、名古屋には大企業が結構あり、大口のユーザーでもある。 だから潰される由縁は一切無いと思ってた。 潰せるはず無いって。
本社の部長は名古屋営業所を潰したくなくてわざわざやってきて、さとしクンに在宅でもいいから仕事を続けてくれないか?と頼みに来たらしい。 そうすれば自宅でも名古屋営業所は存続できる。と 当然、断ったらしい。 公私混同するのメチャ嫌がる人ですから・・・。 事務所も所場代が高い一等地で借りてるから移転すればいいのに・・・。 そういう対応策なんてハナッから無いらしい。 ま、色んな名目を出して本当に閉鎖したいだけみたい。 だからこのままだと3月には名古屋営業所が封鎖になる。 イコール
・・・失業ですよ。
以前からなんとなくその気はしてたんだ。だから今のうちに住宅ローン組んでおきたかったんだ
なんてケロッと言わないでぇぇぇ〜。
でも、まだ年齢的に若いし、取引先でしょっちゅう就職勧誘されるらしいので再就職には心配ないと信じてるけどね。
妻の立場じゃなくて、元取引先の社員として見たさとしクンはメーカー営業は自社の製品の知識が深い事は当たり前。 でも、営業以外に技術もあるし、他社の製品にも長けた知識がある。 図面も引けるし、修理や調整といった製造部の仕事もできる。 それは、欲目じゃなくて本当にすごいと思ったもん。
だから来年の3月、4月はちょっと慌しいから当分子作りはあきらめよう。って言われました。
正直、少しホッとしたかな・・・子作り延期になって。 私も年内からは働きたいと思ってたし、数ヶ月でも妊娠する期間が延期になればギリギリまで働いても一年は働ける。
まだハッキリと事務所が閉鎖になる事決定してはいないけど、今の内から身の振り方を考えて声をかけるとこにはかけておくつもりらしいです。
もうっ、心臓に悪いよ・・・。
「家を建てたり買ったりする年には家に何か大きな事件が起きる」 田舎の人間が信じたりする言い伝えちっくな格言。 母の入院、父の債務整理、姉の離婚問題・・・。 これでもか!これでもか!って位な勢いで今年やってきた事件。 このまま終止符が打てると思ったのに・・・
・・甘かった・・・。
我が家にもダンナが失業する(うまく言い換えると転職だが)危機がやってきた!!
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