思い出に変わるまで
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2006年10月04日(水) 飛んだ

今朝、姉から電話があった。

家庭に戻り約一ヶ月。
家庭内がうまく行ってるのか心配してたけど、どうやらそこそこうまくやってるようだ。

今回の電話は相手のオトコの事。
オトコから貸してたお金を返してもらおうと家まで行ったら
出てこなかったらしい。
携帯もつながらない。
呼びリンを鳴らしても無視。
家の中に居るのは洗濯物から確認できたらしいが完全無視されてるらしい。
今月オトコの給料から12万返してもらう予定だったらしい。

そりゃそうだろう。
だって元からうさんくさい奴だったもん。
面構えだけは良いけどカッコいい事ばかり言って行動は伴ってないし、
奴の姉、兄から話を聞いただけでも身内からも金借りて踏み倒してる。
弟の保険証で借金してた過去もある。
要は、姉が生活の面倒を見てたヒモ同然の男だったんだもん。
誠実そうな言葉だけ並べてドロンしたんだろ。

既に愛想つかしてた姉にもこの行動には怒りまくっていた。
と同時にそんなオトコに惚れてた自分の愚かさを恥じたみたい。

残ったものは男に貸した金12万+身分証明が無いと言って姉の名義で借りたサラ金の借金。
姉は自分の借金に追い討ちをかけて男の借金まで背負った。

とことんオトコを追い込んでやりたいらしいが、相手は一枚も二枚も上手。
要はサギ師って事。
派遣社員だし、仕事も間もなく変わるって聞いてたらしいからもう飛んで逃げてる可能性だって高い。

高い授業料だったけど姉にはいい薬になっただろう。
心底後悔してるし、自分がバカだったって認識してる。
本来なら帰れなかっただろう家庭にも帰れてる。
家庭に戻れた事だけが唯一の救いだろう。

午後から義兄から電話がきた。
妊娠のおめでとう電話に始まり、姉の金の事で心配した義兄が私に色々聞いてきたのだ。
義兄も従来姉が作った借金を背負ってる。
姉は姉で家を出てオトコと生活し始めてから新たに作った借金を背負ってる。
義兄は姉の新たな借金の面倒を見るつもりは無いが、心配なんだと思う。
姉の借金の詳細を確認し、あれこれ相談にのってる私にお礼とよろしくと言って電話を切った。

義兄の電話は嬉しかった。
なんだかんだ言いながらも姉の事を心配してくれている。
実生活は大変だろうけど、義兄がこうして電話してくれることで
姉の家庭は必ず再生するだろうって確信した。

それにしても・・・なんてぇオトコだ!!


mamirin |MAIL

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