思い出に変わるまで
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2007年10月17日(水) |
捨て猫 YAHICHI |
昨日の朝、夢見が悪くて思わずさとしクンに漏らした。 「姉が狂ったように猫を壁に叩きつけて殺す夢を見ちゃった」
なんとも気味悪い朝の始まり。
そんな朝の記憶も朝食の支度仕事に行く準備やで忘れていった。
そして仕事中。 私が勤める中古車輸出業。 仕入れた中古車が沢山置いてあるヤードで在庫チェックしていたら・・・。 どこからか必死で動物が鳴く声がした。 周りを見渡してみたら、車の下で必死でもがいてる一匹の子猫の姿。 まだ四足で立てなくて、地面にへばりついてもがきながら鳴いてる。
人間の姿に驚いた親猫がこの場を離れただけだろうと思って触らず様子をみていた。 今朝の夢の事もあってずっと気になってて昼過ぎにまた見に行ったら 朝と同じ場所でまだ力いっぱい鳴いてる。
ちょっとおかしいかも・・・。
そして夕方。 新たに入荷した在庫の車を移動させていたら、まだ子猫は鳴いていた。 人の気配を感じたら必死に力を振り絞り鳴いているような様子になんだか見て見ぬ振りができなかった。
会社の人に聞いてみても猫嫌いの人や、家で飼えない人。 「放っておいたら、自然の姿なんだから死んでしまうならその子の運命だよ」 そんな声もあった。
帰り際、どうしても気になってもう一度見に行ったら相変わらず鳴いてる子猫。 さとしクンに電話して大阪のお義母さんが飼ってくれないかな、と相談した。
さとしクンの実家はずっと長い間猫を飼い続けてた猫好き一家。 さとしクンも 「おかんなら飼うって言うかも、一度聞いてみて?○ちゃん(さとしクンのバイク仲間の女性でペットショップに勤めていて、自らも捨て猫とか育てて里親に出してるひと)にもあたってみる。mamiが見捨てれないなら家に連れて帰って面倒みてもいいよ」
大阪に電話してみたら、飼いたいけど、年だし長い間猫を飼い続ける自信がないから。って断られた。
初めて抱いてみた子猫はまだへその緒も付いてる状態。 もしかして産まれてまだ数日??
自宅へ持ち帰り、ネットで調べたら、専用ミルクで授乳しなくちゃいけないみたい。
徒歩5分のところにある動物病院でミルクの与え方と世話の仕方を教えてもらい、会社から戻ったさとしクンに子猫を見せた。
もし、元気に育って里親にもらってくれる人が居たら差し上げればいい。 もし、里親が居なければうちの子にしよう。って。
元々猫が大好きなさとしクン。
えぇ、もうそれは嬉しそうに授乳していましたよ。 愛おしそうに胸に抱き、子猫の体を温めていました。
その姿を見て (あぁ、この子はうちの子になるかも) 思いましたね。
里親に渡すまでの仮の名前もつけちゃったし。 住んでる町の名前と体重70グラムの七を混ぜて「YAHICHI」 ♀なんですけど、結構お気に入りです。
動物病院でも生まれたての子猫なので2,3時間おきのミルクが必要なので、職場で面倒を見る事もできないので車の中に置き、昼休みなど利用して授乳をするつもり。 この一週間がYAHICHIが育つかどうかの山場なので命を守っていきたいと思います。
今朝の夢がなんらかの予知夢だったのでしょうか???
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