最強の星の真下

2002年02月10日(日) 眠りと目覚めの境界。

昔、まだ学生だった頃。
試験勉強でとても寝不足になって、試験が終わり家に帰り着いた途端に30時間以上眠りの世界に居坐るということがたまにあった。

目覚めと眠りの分岐点って何処にあるのだろう?眠っていると必ず、「もうこれ以上眠れませ〜ん」という不幸な時が訪れる。それを無理矢理誤魔化して何とかもう一度ヒュプノスにしがみついてみても、もう最初の幸せな睡眠サイクルには戻れない。失楽園である。

勿論、睡眠を司っているのは睡眠中枢なのだけど、それがもう寝るな!と言ったら眠れなくなるんだけど。
でもその合図がちょっと狂ったら?合図が遅れたら、目覚めも遅くなるに違いない。
あ、しまった合図し損ねた、なんて事が起こったら、目覚めなくなるかもしれない。

そう考えると、人間って、毎日物の弾みで上手く起きられてるだけなんだろうなあ。絶妙のバランスで起きて動いてるんだよね。これって結構すごい。


・・・つまり今日夜まで眠ってしまった言い訳なんだけどね。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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