最強の星の真下

2002年02月11日(月) まるでガリバー旅行記。

今日はちょっと良い事があった。
ある人からある人への、誹謗に対する怒りとエールがちゃんと届いていた。良かった。ネット世界も捨てたものじゃない♪


顔が見えない安心感、自分が特定されない安心感から、やりたい放題いいたい放題ができる人種が世の中にはいるらしい。これらの人のメンタリティについて、考えた。
もちろん、顔が見えていても自分が特定されても、平気でやりたい放題言いたい放題が出来る人もいるのだが、今日のところは除外。

バレなければ何をやってもいい。そう考える人の底辺には、浅薄な損得勘定が存在するように思う。
バレなければ、自分が被害を蒙らずに済む。そして自分は「目障りなモノ」に対して「天誅」(別名「鬱憤晴らし」更に別名「八つ当たり」若しくは「ヒステリー発作」)を下すことで気分的に得をする。
・・・本当は、そういう行動をとることで自分の中のモラルが低下するし磨り減るから、バレようがバレまいが本人にとってマイナスなのに。

人間には、それぞれ「自分なりの行動規範」というものが存在する。
それらは、(個人差はあるが)ある一定の年齢までに、それぞれの人間の中で、自分の規範と自分以外の世界の規範とが擂り合わされて形成されるのだと思う。
そして自分以外の世界の規範を読み取る能力が低い場合、この擂り合わせがきちんと為されず不完全でいびつな形として残るのではないだろうか。これは既に「規範」ではありえない。
或いは周囲の行動が既にいびつな場合、これらの歪んだ行動理論も拡大再生産されて広がるのではないだろうか。
曰く、自分さえ良ければいい。曰く、バレなければいい。
どうやら乳幼児の世界が、アンダーグラウンドに存在するらしい。

・・・だが、これらさえも、種の多様性として包括されるべきなのか?

嫌だなあ。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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