最強の星の真下

2002年09月05日(木) 旅行日記。第一日目。離陸まで。

前々日。
スーツケースを成田に宅配。
時間ギリギリで(というか、既に受付業務時刻は過ぎていたのだが、まだトラックが荷の積み込み途中だったので)駆け込み状態で受け付けて貰った。ありがとう猫!


初日。
早起きである。スーツケースを送ったけれど、他にデジカメとか会社のノートパソとか色々持って行かなくてはならなかったので重い大荷物を抱えて電車に乗った。

成田にて。
・・・ターミナルを間違えた。
WEBで調べたらANAは第1って書いてあったから第1に行ったのに。第1にもANAの受付カウンター(らしきもの)あるじゃない!ほらそこに!
・・・と思ったけど、これは第2ですと言われ、構内バスで第2に戻った。ロスタイム30分ナリ。
スーツケースだけはしっかり正しいターミナルに運ばれていた。便名管理だから正しいターミナルにちゃんと運ばれるらしい。なるほどね〜しっかりしてるなあ。
ついでに人も搬送して下さい。間違えなくて済むように。

チェックインカウンターは混んでいた。行列に並ぶ。
この時期に、何でこんなに沢山の人がいるんだ・・・。フーンいいね、観光だね。楽しそうだね。といかにもツアー、という集団が羨ましくなる。

2時間前までにチェックインがどーたら、というのを大幅に超過し、1時間半前にようやくチェックイン終了。

現地に着いたら夜でタクシーを使う予定。少し両替しておかなくてはならない。その両替でまた並ぶ。じーっと並ぶ。
出発時刻1時間前。

出入国カードって書かなくて良くなったのか〜それは楽でいいね・・・出国手続きを済ませ、ふと気付くと搭乗時刻までそんなに間がない。電話もしなくてはならないのに。わたわたとゲート番号を探す。
手土産買わなきゃ。トイレはどこだ。電話電話!

そして搭乗。
乗ってしまいさえすれば、後は勝手に飛行機が運んでくれる。楽なものである。
席は窓際である。私は離着陸が大好きで、トイレも頻繁に行く質ではない。となると窓際席が残っていさえすれば、もう絶対に窓際席を主張するしかないではないか。そして今回も窓際をゲット。

荷物を収納したり座り直したり。人心地ついて飛行機内を見渡すと、ほとんどの席が埋まっている。
フーンソーイイネー。あ、あのオジサンは社用族と見た!遊びじゃないね、仲間だね。でもエイゴ出来そうだね・・・。
あのオネーサンは観光だね、いかにも「私は旅慣れてます」って言いたそうに荷物をコンパクトに纏めてあるね。大きい荷物抱えて旅するなんてと思ってるね。でも仕事だと資料って嵩張って重いんだよ・・・イーネ観光で。私も夏休み取りたいなあ・・・取れるかな〜・・・無理かもな〜・・・。

周囲を見ていると段々僻みが入ってくるので機内誌(実は飛行機内のこの雑誌が大好き)を読み始める。
・・・機内販売がイマイチ。JALの方が楽しいかも。機内販売の品なんて買ったこともないのに、チェックだけは入れるのである。

そうこうするうちに飛行機が動き出した。もう雑誌なんて見ている場合ではない。窓にへばりつく。
じー・・・。
じー・・・・・・・・。
じー・・・・・・・・・・・・・。
おっ滑走路に入った!
じー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
機体が重いからなかなか浮か・・・飛んだあ!!ナイスな離陸だ!
じー・・・。
おおっ箱庭気分だね!
じー・・・・・・・・。
ここどこら辺かな。航路図は何処だ。
じー・・・・・・・・・・・・・。
・・・飽きてきた。
さて、子供じゃないんだから本でも読みますか。

そして本を開いてお休み3分で眠りの世界に落ちたのであった。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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