最強の星の真下

2002年11月21日(木) 職務経歴書と人材バンク。

職務経歴書の原案を練る。
原案・・・というより、原稿かな。
今までの職務を振り返り、手掛けた事とその時期を順に書き出すだけだけだから。

幸い、わざわざ大仰に書かなくても淡々と手掛けた仕事を事実のままに書き並べていけば、それなりに売りの多い経歴書になる。

我慢の限界を突き抜けたら、即募集をかけてやる。


募集とは勿論、職の募集である。(人材の募集に非ず)
今は実に便利な事に「人材バンク」というものが存在する。
これに登録される方法は2パターンある。・・・以前書いたかな?まあいいや。
一つ目は、自分からバンクに応募する。
二つ目は、バンクから声が掛かる。

昔は『ヘッドハンティング』などはずっと上のポジションの人を補充する為に、他社の人材に仲介業者が直接交渉するものだったようだ。
が、今は転職希望の人間の職務経歴書を見て「これは売れる!」と思われるものがあったら、希望にマッチした人材募集のカードを持っていなくても自社バンクに登録させるべく声を掛けてくるところが結構ある。
そしてバンクはその人材の希望に近い条件で、募集をかけていない会社などにも話を持ち込んでどんどん売り込みをかける。

こういうの↑もどうやら『ヘッドハンティング』の一種と見られているらしい。言葉に何となく違和感があるが。
私の転職はこのパターンだった。


自分からバンクに応募しても、売りがない、または得意分野(業種)とかけ離れている、などの場合は登録をお断りされる事もあるらしい。
お断りされないまでも、職を一つも紹介してくれない、条件の非常に悪い職ばかり紹介される、という事もあるようだ。
しかし売りが無いという事は、イコール市場評価額(報酬額)が低いという事なので条件の悪い職を紹介されても仕方がないのかもしれない。
バンクも信用商売なのだそうだ。

おいおい、出した希望と全然違う人を紹介してきたよ・・・という事が度々あると、そのバンクが持ってくる話を会社側が聞こうとしなくなってくるらしい。
まあ当然だ。
逆に、条件の良い会社にいい人材を沢山紹介すると、どんどん出入りしやすくなって話もまとまり易くなる。
条件の良い会社なので、話がまとまった時の成功報酬も大きい。

条件の悪い会社は成功報酬も少ないので、初めからあまり良い人材を紹介しないのだそうだ。人材が勿体ないから。


と、人材バンクのコンサルタントさんが言っていたのだから本当なのだろう。


・・・備えあれば憂いなし。
準備さえしておけば心も広くなろうというものだ。精神衛生の管理は自分でしないとね。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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