最強の星の真下

2003年01月24日(金) 観劇。教育給付金。

第三舞台の鴻上さん演出『ピルグリム』を観てきた。
今回も面白かった。

鴻上さんの舞台はテンポがいい。緩急が上手くて楽しい。ストーリーがよく練られている。テーマが興味深い。劇場全体をうまく舞台に取り込んで使っているので視点の変化が楽しめる。

今回の演目はかなり前の公演のリメイク(というのだろうか?リバイバル?)だったのだが、テーマは全く古い感じがしなかった。

一つだけ、今まで観た舞台と違っていてちょっと嫌だったのは、観客が、何人も何人も劇が始まっているのに遅れて入って来たこと。それも前の方の席で。
劇の始まりは予定よりも数分遅かったのに、数分どころか20分も30分も遅れて入ってくる。中には三分の二も終わってから入ってきた人もいた。
こういうのは、せっかく物語に入り込んでいるのに、人がごそごそ前を通る事で舞台への集中が乱れるし、見逃す場面もあるから嫌だ。
いつもなら遅れて入ってくるのは、いてもせいぜい1人か2人なのに、今回は新国立劇場の企画だったせいなのだろうか、とてもこういう観客が多かった。
観劇素人ながら「新国立劇場って客層悪い・・・」と思ってしまった。舞台設備はとてもいいのに勿体ない。
今回は珍しく比較的前の方の良い席が取れて喜んでいたのになあ。



英会話の話。
出席率80%をクリアして、目出度く教育給付金を獲得出来ることが確定した。
・・・長い道程であった。しみじみ思い返してみると、講座を受講し始めたのは確か5月。延々同じ曜日の同じ時刻に仕事を抜けスクールに駆け込むこと8ヶ月。
まだ何回か残っているけれど、給付条件をクリア出来たのは本当に嬉しい。

今現在のレベルは、・・・まあそれなりなのだが。
ミーティングで少しだけ発言出来るようにはなってきた。ボスや他部署の亜米利加人さん達と挨拶+簡単な打ち合わせくらいのコミュニケーションは取れるようになってきた。

一年半前の面接で、英語での自己紹介の要求に「すみません出来ません!」と日本語で頭を下げていた事を思えば、随分進歩したと言えなくもない。
都合の悪いことは忘れていたが、そうか、咄嗟に「I'm sorry, but I can't.」程度のカタコトも言えなかったのか、私・・・。

継続は力なり。


給付金貰ったら、どうしようかなあ。大金だなあ。ふふふ。
モバイルパソコン欲しいなあ。いや次の英会話講座に充てる方が。いやいやここはやはり貯蓄か?いやいやいやそれは詰まらないから、少しくらいは何かに遣ってもいいのではないか?たまには両親に豪勢な食事を奢るのもいいな。太っ腹に弟一家を食事メンバーに入れてあげるのもやぶさかではない。

捕らぬ狸の皮算用ならぬ、罠に掛かった狸の皮算用。楽しみだなあ。


 < 過去  INDEX  未来 >


桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

↑エンピツ投票ボタン
My追加