最強の星の真下

2003年02月08日(土) 仕事中の人の話。

先日見掛けた不思議な人の話。

仕事帰り、駅で電車を待っていた。
近くに立って電車を待っていたオジサン(推定年齢40半ば〜50歳位)が、携帯電話で話をしていた。

「今まだ仕事してるから〜」
「ん〜?だから今まだ仕事してる最中なの」
「し・ご・と!今まだ仕事中なの。終わったら行くから」
・・・(しばらく繰り返し)・・・
「今アメリカと仕事してる最中なんだよ」
「あ〜は〜?(とここでいきなり英語風相槌に変化する)そう。終わったらそっち向かうから。おっけーね?」


・・・爆発するほどアヤシイ。

仕事?って君、今、駅のホームで電車待ちしてるじゃないか。
アメリカと仕事って、アメリカって、人間なのか?私は国名だと思っていたのだが。日本太郎みたいな名前の人なのか?

彼の同伴者らしき人はその場に1人もいない。
しかも最初はフツーに会話してたのに、アメリカと〜・・・と言い出してからいきなり口調変更っていうのも、わざとらしさが芬々としている。

「今」というのを「ここのところずっと」と解釈すれば、たった今その瞬間に彼が仕事をしていなくてもまあ納得できる。
が。そう解釈すると今度は「終わったら行く」という言葉との整合が取れなくなるし。

移動してこれからアメリカ人の仕事相手と落ち合うにしても、格好が変だ。
髪はボサボサで、3ヶ月くらいは床屋に行ってない感が溢れている。
服はヨレヨレシワシワで、ズボンに染みと汚れがついたまま。
靴は埃だらけで、1シーズンは磨いていないだろうと思われる惨状で履き潰し寸前。
持っている荷物は紙バッグ1つ。

・・・もしや妄想癖とか??



世の中色々な人がいるものだなあ。



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本日はホテルオークラのトリュフ型チョコレートにチャレンジ。

包装が厳重だった。でも良い紙を使っていて品は良かった。
しかしこのレベルの丁寧な包装だったら、店がするより買った人間が自分でラッピングした方がいいのではないか・・・?
基本的に、店のラッピングのままで渡すならそれは「義理」のギフトでしょう。
なのに店の包装にしては義理っぽくなさすぎ。
・・・まあ最近は義理ではないギフトを自分でラッピングしない人が増えたみたいだから、そういう人達のためのサービスなのかもしれないけれど。

外側のチョコレートの味は良かった。中身はもう少し柔らかい方が好み。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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