「気力」って何だっけと呟くほど暑い。
職場で、一番のお気に入りだった人が退職した。 特に親しかったという訳ではなく、心の中のお気に入りリストで一番だった、というだけなのだけれど。
その人と組んで仕事をするのが好きだった。 私の領分の仕事を終えて、では後は宜しくね。と、安心してバトンを渡せる人だった。 地味な仕事だけれど、きっちり海外部門との調整をこなして、きっちり他部門の要望通りに事を進めてくれる、高品質な仕事をいつでも期待できる人だった。
彼が退職して、随分とがっかりしているのだけれど、かなりがっかりしているのだけれど、相当がっかりしているのだけれど、暑いので、自分ががっかりしている事すらどうでも良くなる程に暑いので。
も少し涼しくなったら改めて落胆しよう。
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