最強の星の真下

2004年08月03日(火) 日本時間土曜日21時決勝。

@北京。
日本対中国。

イランも10人で闘って、中国と引き分け。
PK、どう見てもイランのキーパーの方が上だったけどね・・・。
キッカーの方がプレッシャーに負けてるし。



日本対バーレーン戦については、もはや言うこと無し。
ニュースの見出しではないけれど、本当に文字通り、「執念の勝利」。
10人で、アンフェアな、というより悪意ある判定しか出ない中で、よくぞあそこまで粘った。
観ている方まで辛くなるような試合だった。
決勝進出、おめでとう。



土曜日の審判と本日の審判を見ての結論。
マレーシアとシンガポールの国際Aを吹く審判のレベルは、モラルにおいても技術においても草サッカーレベル。
恥ずかしげも無くあんなレベルの審判を出してくるということは、つまりあのレベルが彼の国のトップクラスと他国に認識されても良いと思っているということだ。

彼らに国際Aを吹く資格を与えた奴、こそこそ隠れていないで顔を晒したまえ。試合を汚しおってからに。許さん。



「絶対に負けられない試合です」とか「絶対に負けられません」という言い方は、ネガティブで嫌いだ。
サッカーでもバレーボールでも、アナウンサーが得々と連呼するこのフレーズが嫌いだ。
無駄に悲壮感を煽っていて、却ってその悲壮感が安っぽく空虚に聞こえる。
どうして「絶対に勝ちたい試合です」と言えないのかと常々思っていた。

土曜日と今日の日本代表の試合は、でも「負けられない」でも「勝ちたい」でもなかった。選手皆からの「絶対勝つ」という気迫が画面ごしに、見えた。
「負けられない試合」も、「勝ちたい試合」も、周囲が言うことではないのだな、と。どちらも、響きの陰陽はあれ、押し付けなのだろう。

でも。
「絶対に勝って欲しい」。こんなに辛い中で怒りも痛みも飲み込んで静かに闘っている彼ら自身のために、絶対に勝って欲しい。
負ければすぐにこの辛い状態から抜け出して帰ってこられるのに、当然の如くに高みを目指して辛い状態を続け勝ち続ける彼らのために、目指す高みまで絶対に到達して欲しい。
彼らの忍耐と努力が報われて欲しいと。

テレビの前で念じるだけしか出来ないけれど。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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