WEB!! J.B.Pro.薔薇色の日々
ほしの・しらど



 子供を育てるということ

先週の土曜日から、色々とあって、本当に大変なときは、ナンにも書けないもんです。
自分の日記とは言え、公共性の有る場所に書き込んでいる以上、書き様がないと言う事が…。

つらいことや、苦しい思いなんか、自分のコトならなんだって吐き出して解決策見つけていけばいいんだけど、
そうもいかない場合は、もう夫婦や身内や子供や病院や、すがる事が出来る人たちにしか言えずに…。

HPやCGや幕末に見向きもしないでやく一週間過ごして、ただ子供のこと、将来のことを考え、心配し、それでも何もしてやれない親としては、
食欲もなく、眠る事もできず、笑う事もできずに、ときおり泣いてやれることしかできなかった。

けど、話し合って支えあって理解しあって協力しあえる旦那と、少しでも慰めてくれようとしてくれるママ友らと、じっと見守っていてくれる祖父母らに感謝しつつ、
絶望的な病気では無いと、一生抱えて行くものでもないと、五体満足であるありがたさと、ただ普通の生活ができるありがたさを必死で噛み締めていた一週間でした。

乗り越えて行く為に、日記には書けないけど、でも忘れられない一週間だったので、あえて書き込んでおこうと、やっとPCを付けました。

そう、ただ、普通の子供を持つ親は、普通以上に欲深くなってしまっているんだと、
産まれて来た時の「元気で生きてくれればいい」という素朴な願いが、いつしか「これができない、あれができない」と欲張っている。
今までとなんら変わらない子供の性格、笑顔、泣き顔、甘え、わがまま、知能、運動能力。
それが、満足でなくてなんなのか。

親は子供の数だけ、悲しみも喜びも与えられると言うけど、成長して行くにしたがって、一つ一つの試練が大きく、深くなっていく。

それを乗り切るのが、子育てであって、親としての成長なんだろうなぁ。

難しい。
辛い。

でも、子供も親も、一つ一つ確かめながら最善策を探して行くのが、家族の成長なんだろう。

しんどいけど、家族内の悩みなら、世間に迷惑をかけるよりは小さい小さい事だ。
まして、他人に奪われる事なく、今、子供も親も揃って生きているだけでも有り難い事だと思わなくてはイケナイな。

小児が難無く生きていけるのが難しい時代。
危険が一杯の子供達の命、人生。
何ごともなく一生を終えるのは、逆に奇跡だろう。

とにかく私たち夫婦が子供を守り、育て、やがて大きくなって独立したとき
「あのとき、オレはこう思っていたんだよ」と
今の、苦しいとき、試行錯誤している時の事を笑って話してくれれば、それだけで十分だと思える。

ただ抱き締めてあげるだけで、全てが解決できるなら、一日中でも抱き締めてあげる。






2004年11月25日(木)
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