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■ 大丈夫だから〜(*^_^*)
大変、ご心配をおかけしました。 前回の日記のあと、子育て中の友達数人から励ましのメールをもらいました。 本当に、大変なのはそれぞれで、慰めてもらって、それで済む問題でもないですが、でも、メールをもらって、嬉しかったです。 本当に、すぐにメールが届いて驚きました(笑)
独身の友達からも、慰めと、励ましをもらいました。 親の立場は分からないけど、自分とご両親に当てはめてじっくり考えてくれていました。
ほんとうにありがとう。 ほんとうにうれしかったです。
返事のしようがなくて、メールに対して返信できていないのですが、 心から嬉しかったです。
悩みと言うより、心配事なんですよね。
今、出ているチックの症状は、気分が良くも悪くも高揚すると、モノをなめる形ででるのです。 長男自身が「そんなとこなめちゃダメだ」と思えば思う程、顔から近付いてなめてしまう。
それが危ないハサミであったり、クレヨンであったり、欄干の手すりであったり、駐車場の車であったり、本屋の本であったり。 強迫観念もあるかもしれません。 「熱いから気をつけてね」とホットプレートに注意させると、両手がそこに触ろうとしてしまう。 フライパンに手を触れようとする。高いところから足を進めてしまう。
本人が「したくない」「触りたくない」と思えば思う程、脳から余計な指令が出てしまう。
「なめる形」は、今後、今までの様にまた違う形で変化して、消えて行くとは思う。 今まで、色々な「クセ」で変化してきたからね。
ただ、成長とともに、アクションが大きくなっているし、本人の内面の葛藤が強くなればなるほど、本人が苦しんでしまう。
それが不憫で、可哀想で、心配で、苦しくて、つらい。
まともな精神で、まともな幼稚園児なのに、自分でもコントロールできない「もう1人の自分」がいるみたい。
思春期頃になると、それをコントロールできる様になるらいので、沈静化するようだ。 ただ、それまでの期間をどう乗り越えていくかが問題になる。
一日中、その症状がでているのではなく、まったく普通の状態でいる場合もある。 もちろん寝ている時は何ごともなく熟睡している。
親として心配なのは、来年入学して、授業中など、長時間束縛されている間が心配なのです。 周りの反応が心配なのです。 話しをしたり、遊んだり、運動したり、普通なのに「へんなクセがある」と奇異な目でいじめられたら、と思うと、とても心配なのです。
まだ起きてもいない事態に苦悩するのも変ですが、予測できない事態でもない。 親としては、胸が締め付けられる思いです。
ところで、昨日(11/28)市内の武道館で長男の空手道場の試合がありました。 幼年部に出る長男は、張り切って並んで座っていましたが、その間、隣の子供の頭を「なめよう」とするのです(苦笑) 親は「緊張しているなぁ〜」と苦笑するしかないけど、相手の親が見ていたら「何?あのこ」と思っていたコトでしょう。 かろうじてなめずに済んだものの、何度も繰り返すその仕種は、明らかに「変」です。
試合は、初参加にしては延長のうえ「引き分け」で、体重判定になり、負けました。 体重判定は「軽い子」が勝ちます。 「小さいのにがんばった」という定義です。 相手とはほとんど変わらない体系だったけど、わずかに長男の方が重かったようです。 「ぐぁー!!残念!!」 悔しがっては見たものの、「強いよ」と言われた相手と泣かずに1分半と1分の延長を戦い、引き分けで終われたと言う事実。
「えらかったなー!!よう頑張った!!」と先生に頭グリグリされて、とっても清々しい日曜でした。
空手でも何でも良い。 長男が胸を張っていられるものが有れば、ちいさな「クセ」なんかで苦しまなくて良いと思います。 その、自分でも止められない「余計な指令」なんかに負けなくてもいい。 長男の責任はいっさい無い事なのです。
強くなれ。 明るく生きろ。 絶対、治る日が来る。 自分で笑って退治できる日が必ず来る。 自信があれば、友達も着いて来てくれる。 長男が笑っていれば、友達も笑って一緒にいてくれる。
「絶対、かーかんや、とーたんが治してやるから!!絶対に治るんだから!!信じなさい!!大丈夫!!」
そう言って、最近、毎日笑って一緒に遊んでます。
症状が出ないときや、長期間普通な状態が続いているとき(夏場は出なかった)、 「このまま治まってくれたら」と切に願いますが、再発したときの落胆度はその度に深く、強くなります。
全国に少なくないチック症の方(たけしや、石原都知事もそうらしい)、その複合症状を持つトゥレット症候群の方(どうやらうちの長男もそっちらしい)。 人格に変りは無いのだから、その人自身を認めてくれる環境が有ればいいですね。
周りの認知度も低い症状ですから、大変でしょう。 実際、今後、どんな「クセ」になるのか予測がつかないので、私たちも苦しむかもしれません。 でも、本人には、ぜひとも活き活きと成長してもらいたい。
本人が苦しむ必要は全くないのだし。
一緒に遊んであげる時間が多くなったので、長男が 「かーかん、もうお仕事ないの?」 (長男は私がCGや同人誌を描くのを「仕事」として捉えているようで/苦笑) 「うん、今はしばらくええわ」 「ふーん」 「和馬はかーかんの仕事、無い方がいい?」 「うーん、遊んでくれるときは仕事無い方が良いけど、でも、ちょっとはこれからも仕事しても良いよ」
思わず笑いました。
ちょっと、ってどこら辺までよ。
2004年11月29日(月)
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