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2006年01月15日(日) 最後まで満点

…の笑顔にやられてきました。
はい、お察しいただいた方、そのままため息をついてお帰り下さい。
今日も今日とて痛さMAXでお送りします(苦笑)

『ウーエン・イ・ウースト』、4回目の観劇でした。
今日は千秋楽の日なんですよ。
見たのは最終公演ではなかったですけどね。

今日はもう内容に触れてもいいんだよね。

2067年、人間を排除しロボットを支配しようとするマジン・ザ・マシーン(植木豪)と、それを阻止しようとするロボット女神(朝間ユリサ)の戦いで幕を開ける。
マジンは女神の力の要である右腕をもぎ取り、女神の護衛ロボットM-516(後のクリスチャン/森弘一郎)もろとも1867年に飛ばしてしまう。

1867年、村から村へと移動を続ける旅芸人ハンス(音尾琢真)が新しい村へ足を踏み入れた。
そこで耳も聞こえず、口も利けないが陽気なロボットを見つける。
そのロボットをクリスチャンと名づけ相棒とする。

ちょうど、足を踏み入れた村では村祭りが開かれることになっている。
その村の娘(當山奈央、竹田侑美)に是非参加するように誘われるも、勇気がなく遠目で見ているだけに留まる2人に、見かねた月(安田顕)が声をかける。

月に導かれ、機械の腕を手にした2人は異世界に降り立つ。
そこは2067年、今やマジンが支配する機械だけの世界だった。
人間と、不完全なマシンを排除するという冷酷なもの。
そんな世界を敵に回し、ハンスとクリスチャンは、機械の腕の持ち主・ロボット女神を探す旅に出たのだった。


…ま、ざっとこんな感じで。
単純な「芝居」だけではなく、バレエ、ダンス、歌、ラップなど、いろんなエンターテイメントが凝縮したものだったので、それがどう融合していくのか、そもそもそれがうまく噛み合うのか、当初は心配でした。

昨年末のトライアル公演の時は、やっぱり上手く噛み合ってない感じがしてたんです。
1つ1つは素晴らしいんだけど、全体として観るとちょっとね…、みたいな。
でも、今年に入って本公演、大幅に直しが入って非常によく融合してスムーズに見られるようになりました。
回を重ねていく毎に、メンバーにも余裕が出てきたのでしょう、力みもなくなってきて、本当の意味で彼ら自身も楽しめるようになったんじゃないかな。
その集大成の今日、最高に楽しかったです。

4回も観にいっちゃって、最後の方は飽きるんじゃないかとも思ったけど、毎回新鮮でしたよ。
トライアル公演から本公演の時はガラッと替わったし、その後はアドリブ連発だし(笑)
パニクルーのパフォーマンスも毎回チェックを入れてるんでしょうね。
より美しく、よりダイナミックになっていった気がします。

そして今日、千秋楽日ということもあってか、本当によく皆さん楽しんでました。
というか、音尾さん、アドリブ飛ばし放題(笑)
ハンスとクリスチャンが、マジンと彼の連れてるマシン達(パニクルー一同)がいるところに降りてしまったシーンで、最初マジン達はそれぞれポーズを取りつつ、立ったまま微動だにしないんです。
でも、好奇心旺盛なクリスチャンが動かしてしまう。
最初は「あぶないからヤメロって!」と言っていたハンスも、何も無いと判ったら「俺もやる!」とマシンを動かして遊んでしまう。
…といったところで、ハンスがいじっていたのとは違うマシンが、ハンスの頭をどつくのです。
そこで「えぇっ!?そっちから来る!?」みたいになった音尾さんに対し、どついたマシン(中野智行)がピースしてるんだよ(笑)
「なんだよ、『やったゼ☆』みたいな…。『パニクルーでーす』みたいな…」とか言っちゃって、そりゃーもうパニクルー一同大笑いですよ。
一生懸命笑いをこらえてたっけなぁ…こらえ切れてない人が何人もいたけど(苦笑)

ジェット機が不時着した時に、「ハンスがよそ見してたからだよ」と言われ、「俺の目が離れてるばっかりに…って違うよ!」って返したりね。
そんなセリフじゃなかったよ(笑)

もっと前のシーンでは、村長(堀内和整)もおかしなアドリブを飛ばしてたなぁ。
村娘のスカートが短い!とか(笑)
「膝下10cmだろう!ここは新宿だぞ!」とか言ってね。
そういえば、前回は付け髭がずれちゃって、音尾さんは「付け髭だったとはー!!」とか言ってたっけね(笑)
今日はずれてなかったよ☆

と、まぁそんな感じで、今日はいっぱい笑ったなぁ。


そうそう、今日は6列目下手側だったんです。
後ろは通路だ!
前口上で音尾さんが通っていきましたよ、真後ろを!
ていうか、がんがん後ろ見てたから目の前を通って行ったも同然だったけどね。

前口上では2回ほど立ち止まって、お客さんを巻き込んでいます。
後のほうに話しかけるのは大体子供。
今回は斜め後ろに女の子が座っていたんです。
始まる前に「きっとあのコ、声かけられるね」なんて話してたらビンゴでした。
その女の子がこれまた超〜かわいくて!!
音「すたんだーっぷ!!…Stand upって言って分るのかな(笑)…おいくつですか?」
子「5さい」
音「5歳かぁ〜。……メロメロだなぁ(笑)」
音尾さん、素でメロメロでした(^.^;)
でもホントに可愛かったんだよ。
アキラもドロンジョ様もメロキューでした。

しゃがんだ音尾さんは目の前過ぎたよ。
メロキューだった音尾さんはかわいかったよ(笑)

そしてアキラの最大の敵(笑)、豪君は今日も超絶可愛かったです。
目の前で踊られた時は、二の腕とか腹筋に大注目だったんです(それもどうだ)

だけど、本編が終わって上手に挨拶の後、下手に移動してきて、そのときの立ち位置がアキラの延長線上!
必死にドロンジョ様の方に逃げてみました(無駄)
そして、運が悪いことに、アキラとセンターを結ぶ線の間に、パニの関係者さんらしき家族が座ってたんですよ。
だからね…必然的にそこを見る回数が増えるでしょ。
今日も終演後にドロンジョ様に訴えたよ。
ア「なんであの一家があそこに座ってるんだよ!!」
なんて不条理な(^.^;)

本編が終わって、1回目のカーテンコールが終わった時に幕が閉まるんですが、その時に役者一同、手を繋いだままおじぎをしてるんです。
その姿勢のまま幕が閉じていくのに、最後数センチ、アキラの位置からは豪君しか見えない、という瞬間にあの人顔を起こして、その関係者の方を向いて笑ったのだよ!
満点の笑顔だよ!
…はい、アキラさんはその瞬間に撃ち抜かれました(は?)
ドロンジョ様いわく「私でもかわいいと思った」って言ってたから、あの可愛さは本物です。

そういえば、1回目のカーテンコールで、ダンスチームが各々の技を披露するのですが、豪君が回転系の技をしててステージの縁まで来たときにバランスを崩したんですよ。
舞台から落ちるには距離はあったけど、豪君本人は結構焦ってて。
その時の顔がね…「やっちゃった☆」って顔がね……(以下略)
全員が手を繋いで前に出てくる時に音尾さんと顔を見合わせた時にも笑ったんだけどその笑顔がね……(以下略2)


2回目のカーテンコールでのご挨拶。
パニクルーから豪君。
・受付で販売しているDVDは昨日で完売したそうです。おめでとう!
・衣装がキラキララメラメで、特に股間のキラキラ具合は半端じゃない。
「最初の衣装合わせの時に衣装さんに『これはちょっと…』と言おうとしたら、向こうから颯爽と歩いてくる安田さんを見て『負けられない…』と思って、もっとキラキラさせてもらいました」
ヤスケンの衣装もおかしいもんね(苦笑)

ちなみに森ちーは本日1時間40分の遅刻をしたそうで、森ちーは土下座してました(笑)

音尾さん。
なんて言ったんだっけ…。
あ、「目と目の間は離れているが、アナタのハートは離さない☆」とか言ったんだっけ!
で、バック転を披露!よっ!さすが元新体操部!
それを見た役者一同、特にパニの面々は大盛り上がりでした。

ヤスケン。
踊れてない踊りを披露(苦笑)
「私がなぜ踊るシーンがなかったかお判りいただけたかと…。牛乳早飲みという特技があるんですが、リバースするかもしれませんので…」
ちょうどおとといの神奈川TVでの「水曜どうでしょう」が牛乳早飲み&リバースの回だったよ!
さては見てたな??(笑)
今日も「早く人間になりたい」て言ってたヨ。

そしてオーラス、またしても整列して各々手を振りながら幕引き。
幕が閉まるその瞬間、今まで違う方向を見ていた豪君がまたしてもこっち(関係者一家)を向いてニコ☆

アキラさん、内心「ギャーーーー!!!」ですよ。
幕が閉じた瞬間、ドロンジョ様に倒れこみました…。
すみませんね、痛くて…でも実話なんです(苦笑)


カーテンコールでは、ステージ上も客席も大いに盛り上がってました。
4回の中で一番の一体感だったと思う。
汗かいちゃったくらいだし(笑)
ほぼ1週間おきに見てたのもあって、役者・舞台そのものの成長が手に取るように分るのもおもしろかったです。
パニクルーといい、森さんといい、世界レベルのダンスまでも観れたというのは非常においしかったしね。

とても楽しかったです。
みんなみんな、お疲れ様でした。



2005年01月15日(土) 鍋パーティー。その1
2004年01月15日(木) 時代は変わった
2003年01月15日(水) 睡魔
2002年01月15日(火) お帰りなさい


柏木 暁 |MAILHomePage

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