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■ 無知の知(知らないということを知る) 注:読んだら最後まで読んでください
今学期は12月の20日くらいでおしまい。 なので最近は来学期にどんな科目を取りたいか を熟慮できるようにと、ネットで全科目をチェック できるようになった。
http://pae.hawaii.edu/ 一番左上のSpring 2003ってやつから、ハワイ大学が どんな講義を持っているかがわかる。アルファベット 順なので結構見やすいと思います。
みなさんよく耳にする病気の一つで「5月病」という のがあるのはご存知のことと思います。4月に新しい 生活を迎え、張り切って学校や会社に行くのはいいも のの、5月にもなるとその勢いが下痢のように急降下 して体を蝕んでいく病気。そして「引きこもり」や 「登校拒否」、「出社拒否」というタチの悪い結果を もたらすのであります。
この病気が見つかったのは意外にも早く、明治時代末期 の1904年にフランスの生物学者ポール・マルコニ博士に よって命名されたのは有名な話です。
そしてその後研究が進み、、ドイツの病理学者ゲルト ニム・ニルチェ博士が1968年に発表した有名な学説 「社会的要因における人間の精神力学の構造の変化」 (訳本・講談社より、絶版)に5月病についての言及が なされ、いまではそれが世界水準になっているわけですね。
ニルチェ博士の言葉を借りると、人のヤル気は「続いても 1ヶ月(Ich hatte gerne eine Zitronenlimonade)」だそう です。怖いですね。
私が現在おかされている病気は、5月病と対を成す病気 です。さすがのニルチェ博士もこの病気の存在を知る前 に、93才という長い生涯を昨年2001年に終えられたわけ ですが、昨年の暮れに発見され、名づけられたこの病気は 非常に興味深いものであります。
発見者である私が名づけたその病気の名前は
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