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■ 痛いシリーズ 1of 3
「コンクリートに頭をぶつけ、もどす」
あれは確か保育園に行っていたころ。 僕は自転車で送り迎えしてもらう際に、 ママチャリの後ろに立って、母の肩に つかまるという行為にワイルドさを感じ ていて、毎回そうしていた。
ある日、信号待ちで止まっていた母は、 何も言わずにいきなり動き出した。
不意を付かれた僕は、母の肩から手を 離してしまい、そのままコンクリートに頭 を激しくぶつけた。
血は出ていなかったものの、心配した母 は、近くに住む自営業(床屋)の親戚の おじさんを呼び、車で関東脳外科まで連 れて行ってもらった。
その車内で僕はなぜだか吐いてしまった。
頭を強く打つと吐くんだなぁって、そのとき 身をもって学んだ。
2003年02月04日(火)
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