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■ ツタヤ行きまくり
僕がツタヤに入ったとたん、前にいたやつが店内に いた男にいきなり殴りかかった。男は女連れだった。
呆然とその光景を見ていたら、女が殴ったやつを 抑えながら、「もうやめてよ!」と言っていた。 男はもうボッコボコだった。
女の浮気かなんかだろうな。
そこで話は終わらない。
それを見ていた若い作業着の男2人がスタスタと 近づいていって、「おいやめろよ」と言った。
作業着「テメーなにやってんだよ。」
殴る男「んだテメー」
作業着「やるなら外でやれ。人の迷惑考えろ」
(その通り)
殴る男「フー、フー」(興奮気味)
作業着の男2人は、工業高校を出たあと1年くらい フラフラしていたが、高校のときの先輩の紹介で地元の 土木業者で働くことになった、というような雰囲気を 醸し出していた。あくまでも雰囲気だ。でもその発言は ずばり的を得ていた。その通りだ。思わず「その通り」 と言ってしまった。そばにいた他の客が僕を見た。
殴られて「ウムム」とうなっている男がなぜか店員に 連れて行かれて、事務所のほうにと消えていった。
そして僕は「わが人生最悪の時」を返却しにカウンター に向かった。
2003年05月26日(月)
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