◆ にゃんコラム ◆
My Liv

2006年03月03日(金) ��442…猫とオヤジと古本と

昨日、滅多に行かない裏通りで古本屋を見つけたので、ふらりと
立ち寄ったら、店の奥の板の間の暗い片隅に、大きな猫が
寝そべっていた。ノルウェージャンフォレストキャットだったかも
しれない。キジ系模様のフサフサの長毛の、大型の猫だった。
太っているという意味ではなく、文字通り大きな猫だ。
(でっかい猫大好き♪)

愛想のない(70年配の)オヤジが店の主のようで、奥の板の間に
あぐらをかいて、和卓に肘をついて本を読んでいた。
猫は、そのオヤジの太股に寄りかかるようにして寝そべっていた。
猫が気になってチラチラと見ると、オヤジもこちらをチラリチラリと
見る。老眼鏡越しに、上向き加減の目つきが胡散臭そうだったが(笑)

私が気になっているのは、その猫なんですけど…
その猫ちゃんをもっとよく見せて欲しいんですけど…
と言いたかったのだが...................
そのオヤジがもう少し気さくな感じだったら、猫のことを話題に
できそうだったし、写真も撮らせてくれと頼めそうだったが、
残念ながら、そんな雰囲気ではなかった。



大きな猫は、ゆったりと尻尾を振っていた。オヤジさんが、時々
首をなでているようだった。
何気なく、本を見る振りをして、近くをウロウロしたり…
猫もオヤジも実に無愛想だった。あんなんで商売になるのかね?
…と思うけれど、猫好きであることは確かだ。
猫をなでるオヤジさんの手はやさしかったし、そもそも、オヤジ
さんが敷いている座布団より、猫に使われているクッションの方が
ずっと上等だった。猫が寒くないように気を遣っているように思えた。
猫はかぎりなくくつろいでいるようで、近くに寄ると、満足げに
ゴロゴロと喉を鳴らしているのが聞こえた。

古本独特の匂いが充満したその空間……
無愛想な老人だが、どこか品のいい知的なオヤジさん……
さらに無愛想だが、優雅で気品のある長毛の猫……
そんな場所には不似合いなはずなのに、妙にしっくりと、
その空間に溶け込んでいた。
レトロな世界に迷い込んだような不思議な雰囲気でもあり……。
古本と猫とオヤジの時間は、時に忘れられたように、ゆったりと
過ぎているようだった。

帰宅して、鈴の音を響かせながら駆け寄ってきたリブ。。。
日本猫のサバトラはちょいと優雅さには欠けるが……
人一倍、いや猫一倍アイソのないクールキャットだが……
ま〜、私にはこのコが一番さ〜(笑)


※ 画像は、プリンターの脇にいつもすわっている(?)猫ちゃん。
  一応、名前も付けている。茶色いので “チャッピー”(笑)
  うちにいる唯一の長毛猫(爆)

▼[ゆめ猫ノート](3/3付)に関連記事あり。


 < Back  INDEX  Next >


ライム [HOME] [メビウスの猫]

My追加