てらさき雄介の日記
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2025年08月17日(日) |
最低賃金は中小企業の支援とセットで |
最低賃金について相談を受けた。急激な上昇は中小企業に厳しいというもの。これまでも同様のご意見を多く聞いてきた。
最低賃金は都道府県で均一。横浜も川崎も、そして地元相模原も金額に違いはない。一方で経済情勢は大分違う。国自身が介護報酬等の基礎にしている賃金雇用調査は、明らかに相模原が下になっている。
賃上げは必要だ。しかしそれが政治主導であることに懸念を持つ。賃金はあくまで労使の協議により決定されるべきで、どちらかに「圧力」を加えるのは本来の姿ではない。
仮に中小企業に無理をさせるならば、その分の支援をセットにしなければ、立ち行かなくなってしまう。
現に急激な最低賃金の上昇による、雇止めや倒産が見受けられる。本末転倒だ。実質賃金に拘るあまりに、失業率を軽視した過去を忘れてはならない。
●今日一日
【午前】 所用
【午後】 地域まわり/相模原市中央区 行政相談(産業)/同
【夜】 スタッフと打合せ/事務所
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