てらさき雄介の日記
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2025年08月22日(金) 立憲民主党は決めることの積み重ねを

歯医者さんへ。麻酔をして約30分間の治療。やっている時はそれなりに痛かったが、応急処置は終わったとのこと。家に帰ると全く痛みがない。処方箋で強力な痛み止めをもらったが、それも必要なさそうだ。ここ数日は一体何だったのか。お医者さんは素晴らしい仕事だ。感謝。

さて今日はこの話ではない。昨日SNSに立憲民主党の現状について感想を書き、その最後に「明日のブログで提案も書く」と。短い文章で全てを網羅できないが、その序文だけはここに記してみたい。過去に何度か同じような試みをしたが、ここに至り、座して最期を迎えることなかれの心境だ。

立憲民主党の最大の問題は、そのイメージが存在しないこと。政党にはそれぞれイメージがある。自民党、公明党、国民民主党、共産党、参政党など。それらの党と比べて、立憲民主党は明らかに足りていない。

イメージとは空想ではない。こういう場合はこうするかな。またこの時はこう考えるかな。その党が多くの政治課題について、どのように判断するのかということを、主権者が想像できるのかということだ。

選挙の公約は多くても数十。一方で現実の政治は、日々より多くの選択を迫られる。あらかじめ決まっていることよりも、むしろ決まっていないことの方が多い。前もって提示できない以上は、主権者はその時をイメージして投票するしかない。

もし国債の金利が急上昇したら。もし再びコロナのような感染症が蔓延したら。もしウクライナイが日本に仲介を求めてきたら。自民党は恐らくこうするかな。公明党はこう言うかな。他党もまた。しかし立憲は、どうするのかイメージがわかない。

どういう人たちが集まっていて、どういう思考回路なのか、良し悪し以前にわからないのだ。エッジが効いていないという言い方もある。はっきりしないとも言える。とにかくも個性がないのだ。

この原因は党としての日常にある。私たち議員個人が「日常活動」を行うのは、市民や地域から信頼を得るため。自分という人間をわかってもらって、この人ならば大丈夫と思ってもらうため。一つひとつの政策や行動を積み重ねて、この議員ならこうするだろうとイメージを持ってもらうためだ。

さて立憲民主党は具体的に何をすればいいのか。実は簡単である。一つひとつの事象に、しっかり答えを出すことだ。組織として決めて、結論を出すことだ。仮にそれが小さいことであっても、積み重なることで、自然とイメージは出来上がってくる。

これまでは逆だった。野党なのだから決めなくていい。自民党にやらせておけばいい。厳しい議論をすると党内が分裂するから、先に送ってしまおう。だからイメージが持てない。何を考えているのかわからない。本当に支持していいのか不安になる。それが今の現状だ。

主権者が関心を持つテーマについて、一つひとつ答えを出していこう。誰に対してではない。自らの意思として、はっきりさせよう。党の元々の作りが政策からではなかったことは、過去のことだから仕方ない。今からでもしっかりやろう。いや、やるしかない。

●今日一日

終日所用


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