みょうの日記
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2002年03月19日(火) M一家と呼んで

はっきり言って、我が家の連中はM一家だ。
いや、いきなり何? だけど、そうとしか言いようがないっ。
昨日、風呂に入ろうとリビングに行ったら、オトートがじっとゴンの前で座り込んでいて、のんびり風呂から出たら、まだ座り込んでいた。
いい加減長いんで、思わず「何してんの?」って話し掛けて、彼の手元を覗き込むと、私の携帯をいじりまわしていた。
そう、ゴンの声が入っている、a社の人をだまくらかしてゲットしたあの携帯。
オトートは「うん、ゴンの声が聞きたくなって」と言った。
30分経っても操作できなかったのか・・・、私は「貸しな」って携帯を受け取り、さっそく操作。
私の中で、ゴンのことはだいぶ消化され、今は何を思い出しても号泣することはなく、時にゴンの声を思い出しては、ほんのり喜んだりしていたから、声も聞けるはずさ! と、安易にゴンの声を再生したのだ。
・・・後から考えれば、それはケンタ君のパターンと一緒だった。

ゴンの「んが〜、んがー、んん〜、ぐるんが」という、あの声! かすかな息遣いさえ再生されたその声が部屋に響き渡った瞬間、もう条件反射のように涙が滝のように流れ出してしまっていた。
ゴンの猫とも言いにくいような、みょうな鳴き声。
オトートと私、そして風呂に入ろうとしていた母まで立ち止まって、その声に聞き入って、その独特の調子に笑いながら滂沱の涙!

はっきり言って馬鹿です。
皆そろってあっという間に2週間前に逆戻り。
ワーワー泣きながら、それでも何度も何度もゴンの声を聞き続けてしまった。
そもそもゴンは普段からあんまり鳴かない。
録音しようにも、無理に声を出させないとダメ。だから、いつも不機嫌そうなふてくされたような声しかとれなかった。
本当はいろいろ、いろいろ可愛い声も出していたんだけどなぁ。


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