みょうの日記
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2002年03月24日(日) あれから・・・

まる三週間が経った。
・・・なんて信じられない。三週間、長いのは短いのか微妙。
遠い遠い日の出来事のような気もするし、あっという間だったような気もする。
今までは、すごく楽しかったこと、すごく悲しかったこと、すごくつらかったこと、すごくしあわせだったこと、が思い浮かんでいたけれど、最近はほんの些細な日常がちょっとした拍子に浮かんでくる。

たとえば、そう。
ゴンには変なくせがあった。ゴンのうんPを片付けてトイレに持っていくと、その後をいそいそとついて一緒に中に入ってきて、何の儀式か、便器の周りを一周するのだ。
それから一緒に寝ていると、ときどきゴンは私の顔を毛づくろいしてくれていた。猫の舌はザラザラしていて痛い、とよく聞くが、ゴンの舌を痛いと感じたことはない。なんていうか、マッサージされているみたいでなかなか気持ちが良かった。ゴンは天性のマッサージ猫だったのかなぁ。肩揉みも、時にウトウトしてしまうぐらい良かった。
私がお風呂に入っていると、必ず脱衣所に来て「んがー」と喚きちらす。ドアを少しだけ開けてやると、鼻だけつっこんでフンフン匂いをかぎ、頭でぐりぐりこじ開けて入ってきたり(でもお風呂は嫌い)。
洗濯機を回していると、上に飛び乗って、手洗いに切り替えたりもよくした。
5歳で去勢したわりにその方面に疎くて、求愛の歌はほとんど歌ったことがない。外でソノ声が聞こえると、「むむむ、何? 何何? なんなのーーーっ?」って窓にへばりついて「うにゃうにゃ」言っていたり、喧嘩の時も大慌てで駆けつけ、窓の外を見ながら一緒に戦っているつもりなのか、「んぐー、んがっ」と小さい声で言いながら口吻を膨らませていた。

・・・思い出したらきりがない。


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