みょうの日記
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ゴン、3ヶ月だって。早いね。お前は何度もおネェの夢に遊びにくるから、そんなに経ったなんて思えないよ。 お前に触れられなくなって3ヶ月。そろそろ帰ってくる支度をしても良いぞ。
ゴン、おネェが病院の帰り道で約束したことを覚えるかな。 寒い夜の道を二人で歩きながら、おネェは言ったよね。 「ゴン、ネェはお前がいなくなっても、ぜったいにペットロスにはならない。悲しくって辛くっても、ネェはすぐに立ち直るからね。だからお前は安心していっていいからね」ってさ。 もちろん、お前は知ったこっちゃないって顔してたけど、今振り返ってみて、おネェはどうだったかな? 約束通り出来てると思うけど。けっこううまくやってるよね。 あれからしばらくしてお前はいっちゃったね。長く長くきっとギリギリまでおネェに負担をかけないように、おネェがしっかり現実を把握できるように、がんばってからいったよね。 だからおネェもお前に負けていられないって思えたんだよ。 悲しくって辛くって、会社でも歩いていても電車に乗っていても・・・もちろん、寝てるときでも、ちょっとした拍子に泣いてたけど。 夢に出てこないって泣いたけど、夢に出てくるからって泣いたけど。 2週間ぐらい経った頃、おネェはふと、本当にふと今年の夏にはお前が帰ってくるような、そんな妙な、それでいて強い確信が頭に浮かんできて、それから急に楽になった。ストンって身体の力が抜けたみたいになった。
あの思い込みは、今はお前からの最後のプレゼントだと思うようになったよ。 お前は帰ってこないかもしれない。新しい出会いはないかもしれない。 でも、あの瞬間から気持ちが楽になったことは事実だから。 「早く立ち直れ」っていう、お前からの励ましだったのかなって思うよ。 だから、この夏小さな仔との出会いがなかったとしても、「やっぱりあれは気のせいだったんだ」なんて思わない。
ゴン、ありがと。 本当にありがと。 今改めてお前に言うからね。 夏にお前が帰ってこなくても、それでもありがとって言うからね。
まぁ、でも本当に本当に・・・帰ってきてもいいんだよ。待ってるからね。
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