みょうの日記
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2002年06月03日(月) もう3ヶ月

ゴン、3ヶ月だって。早いね。お前は何度もおネェの夢に遊びにくるから、そんなに経ったなんて思えないよ。
お前に触れられなくなって3ヶ月。そろそろ帰ってくる支度をしても良いぞ。

ゴン、おネェが病院の帰り道で約束したことを覚えるかな。
寒い夜の道を二人で歩きながら、おネェは言ったよね。
「ゴン、ネェはお前がいなくなっても、ぜったいにペットロスにはならない。悲しくって辛くっても、ネェはすぐに立ち直るからね。だからお前は安心していっていいからね」ってさ。
もちろん、お前は知ったこっちゃないって顔してたけど、今振り返ってみて、おネェはどうだったかな? 約束通り出来てると思うけど。けっこううまくやってるよね。
あれからしばらくしてお前はいっちゃったね。長く長くきっとギリギリまでおネェに負担をかけないように、おネェがしっかり現実を把握できるように、がんばってからいったよね。
だからおネェもお前に負けていられないって思えたんだよ。
悲しくって辛くって、会社でも歩いていても電車に乗っていても・・・もちろん、寝てるときでも、ちょっとした拍子に泣いてたけど。
夢に出てこないって泣いたけど、夢に出てくるからって泣いたけど。
2週間ぐらい経った頃、おネェはふと、本当にふと今年の夏にはお前が帰ってくるような、そんな妙な、それでいて強い確信が頭に浮かんできて、それから急に楽になった。ストンって身体の力が抜けたみたいになった。

あの思い込みは、今はお前からの最後のプレゼントだと思うようになったよ。
お前は帰ってこないかもしれない。新しい出会いはないかもしれない。
でも、あの瞬間から気持ちが楽になったことは事実だから。
「早く立ち直れ」っていう、お前からの励ましだったのかなって思うよ。
だから、この夏小さな仔との出会いがなかったとしても、「やっぱりあれは気のせいだったんだ」なんて思わない。

ゴン、ありがと。
本当にありがと。
今改めてお前に言うからね。
夏にお前が帰ってこなくても、それでもありがとって言うからね。

まぁ、でも本当に本当に・・・帰ってきてもいいんだよ。待ってるからね。


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