みょうの日記
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2006年06月08日(木) シュークリーム・・・だってぇの!

「おとーさん、シュークリームつくっておいたから食べてね」

・・・と、伝言頼んでおいたのは、昨日の朝だった。
伝言は正しく伝わったらしい。

が!

帰ってきた私に父は言った。
「シュー皮はうまかった。ちゃんとシュークリームの皮の味がした。だかなぁ〜、クリームがカラカラに干からびててうまくなかった」

な、なんですとーっ!?

そんな馬鹿な! どうしたらたっぷりカスタードクリームがカラカラに干からびるんだっちゅーのっ。
母を振り返ると、母も無言でウンウンうなずいている。
ひ、ひどいっ。
ひどすぎるーっ。

私は泣きながら台所に駆け込んだ。
しかし冷蔵庫を開けて改めて確認すると、父が食べたはずのシュークリームがドンとど真ん中に鎮座ましているではないか。
「あ?」
不思議に思って取り出すと、やっぱりシュークリームにあけた穴からたっぷりクリームが覗いている。

まさか・・・。

はたと私は思い至った。そういえば、クリームが足りなくなったんで一つ中身を入れなかったシュー皮があった。もったいないから、後でなんかはさんで食べようと、冷蔵庫の奥に入れておいたのだ。
案の定、そこにあったはずのシュー皮がない。

「とーちゃん! 中身のないシューの方食べたんかい! つうか、なんで中身入ってないって気がつかんのよっ」
「えーーーーっ!?」
驚愕の声を上げたのは、父だけではない。母もだった。

ちょっとちょっとちょっと! いくらなんだって、クリームが入ってないことぐらい、最初の一口で気づいたっていいじゃんかーっ。
自慢じゃないけど、カスタードクリーム作りには失敗したことないじゃんかーっ。

なんだよーーーっ。
ほんとに作り甲斐のない家族だよな〜っっっ。


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