本日16時からの大阪・国立文楽劇場での「上方歌舞伎」と24日のKAT−TUNコンサート・大阪城ホールに参加するため人生2度目の飛行機に乗る。(なんて統一感のない目的…) 飛行機2度目といっても前回は小学校に上がるか上がらないかというほとんど何もわからないで乗った状態。実質今回が初めての飛行機となるわけでして。。。情けないことに何をしていいのかさっぱりわからない。それでも「どうにかなるだろう」てな感じで空港へと向かう。
いやいや、実質初めての飛行機。どうにかこうにか搭乗手続きも終え、荷物チェックも問題なく済み、きちんと目的地まで着きました。ってか、
KAT−TUNはじめ他出演ジュニアの面々と同じ飛行機!!!
彼らとは席が離れていたけど、約1時間同じ空間共有しているというだけでドキドキでした。本来窓側の私の席に先に着いていた男にも別に腹立てることもなく。むしろいろんな意味で緊張していてトイレ近くなってしまっていたので、通路側はありがたかったくらい。
あぁ、永遠に飛んでいたかったフライトも羽田―伊丹なんてあっという間。伊丹空港に着いてからの彼らは空港内から専用バスに乗って移動。この時初めて聖くん見かけました。聖はやぱり聖だった。何だかこれだけで満足な私。 空港を出たらファンの子が手紙とかもって待っていたけど、あれじゃ会えないよなぁ。梅田に向かうバスに乗ったら隣り合わせた女の子はお友達と「早起きしたのに、まかれたわ!」と悔しそうにしゃべるだけしゃべって寝てしまいました。 今回私は偶然にも彼らと同じ飛行機だったけど、空港まで見送り、出迎えするだけの元気ないなぁ、とか考えたら「若いって素晴らしい」などというフレーズが頭の中グルグル渦巻いて情けなくなりました。え?大阪までコンサートに行く私も私?まぁ、他にも目的あったしね。。。しかし、この日の大阪は東京方面とはまた違った暑さで既にバテてたし。
ホテルにチェックイン後は休む暇ほとんどなく国立文楽劇場で開催される「上方歌舞伎会」へと向かう。 歌舞伎座へ出演を果たしているものの、脇役の若手上方役者にスポットを当てて勉強上演というスタイルの公演。「寿式三番叟」「嫗山姥」「桂川連理柵」「京人形」の4演目。気づいたら休憩時間を含めて4時間という長い時間を過ごしました。 席は花道近くで、舞台からも近かったのでよく見えました。会場もそんなに広くないしね。こんな間近で歌舞伎を見たのは初めてでした。役者さんの汗とか息づかいが感じられて興味深かったです。
私のような素人には難しい舞踊も「京人形」は楽しく観ることが出来ました。人形が動き、彫主の動きを真似するものの、懐に鏡を入れると急に女らしくなる、というわかりやすいストーリー。手先の動きが巧みでした。「手」ってものすごく象徴的な表現手段なんだなぁ、と実感した舞台でした。 今回「桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)」が一番楽しかったかな?長右衛門役の板東竹志郎さんが美しかったです。継母&義理弟にいびられてもひたすら耐えている横顔の美しいこと。。。義理弟の儀兵衛役の片岡松次郎さんも長いセリフをこなし、セリフのテンポも耳に心地よく楽しく聞けました。関西人じゃない私だからこそ味わえるテンポというものを感じた気がします。 「嫗山姥(こもちやまんば)」では沢瀉姫に仕える腰元更科役の中村雁洋さんが美しくて更科ばかり観ていました。立ち回りもキリリと毅然と美しく。
13回目を迎える公演ですが、私は今回が初参加。歌舞伎座で観る公演とは趣も趣旨も違いますが、とても楽しかったです。来年も参加できる…かな?
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