夏休みもほぼ終盤。っていうか残り4日。 小中高校の人たちは必死こいてがんばってるころですね。
マジメ君マジメちゃん達は7月のうちに宿題を終え、 残りの休みを十分に満喫しておくもんですが、 そうでないコ達は残り3日に命を懸ける場合がほとんどです。
小学校のときに『夏休みの友』という夏休みの総合問題集がありました。 夏休みの友なんか友達じゃねぇよなんてほざきやがりつつ、 適当に夏休みの友をあしらいます。
夏休みの友と同時に配布されるものがありました。 それは『夏休みの計画表』です。
僕は何でも計画を立てるのが大好きでした。 終業式に配られるとすぐに計画に取り掛かります。
僕が小学生のころ、宇都宮はまだ夏休みの終わりが8月26日だったので、 その8月26日までびっしり計画を立てました。 あと、円グラフみたいなもので24時間の生活予定表も作りました。
1日目は気合が入っているので楽々こなすことが出来ます。 2日目もなんとか乗り切ることが出来ます。 3日目は、いきなり従兄弟などが遊びに来て今まで立てた予定が頓挫。 4日目になると、もうどうでもよくなっています。 24時間の計画ですらまともにこなすことが出来ないってことは、 夏休みの計画をこなすことなんて、まずありえませんでした。 こういったことが積み重なり、計画性の無い性格が出来上がります。
中学になると、宿題が増えます。 中学になって突如あらわれる英語という科目。 数学の問題集の分量は算数ドリルの比ではなくなり、 漢字練習は今後人生で使いそうも無い漢字を練習し、 その他に絵心が無いのに美術の宿題や、 絶対に恥をさらすことになる習字、 あとがきと解説を駆使した読書感想文などがあります。
中学生になると、時間が制限されます。 なぜなら部活動があるからです。 僕はテニス部に所属してました。 運動部なので普段から休みがありません。 夏休みは大会があるのでなおさらです。
この忙しさを乗り切るために覚えたことがひとつあります。 それは、〆切を延ばすことです。
中学になると教科毎に担当の先生がいます。 当然教科によって時間割も違うので、 始業式きっかりに宿題を出す必要がありません。 美術や音楽などは週1回だったりするので、 始業式から1週間後に提出しても平気だったりしました。 その他の主要5科目は、 「終わってはいるんですが、持ってくるのを忘れました」作戦で、 〆切をブッチギることもよくありました。 これにより、約束を忘れる性格が形成されました。
高校生になって、さらに覚えたことがひとつあります。 それは、バックレること。 先生によって仏と鬼の区別がつくようになり、 これにより、人の顔を窺って物事を区別するようになりました。
しかし、バックレることで様々な弊害が起こりました。 読書感想文をバックレることで作文能力が低下し、 英語の問題集をバックレることで英語力も低下しました。 高校3年生になると、もう高校生に慣れきっているのでグダグダでした。 ていうか、バックレることに頭脳を発揮していました。 サボることを学び、2学期の終わりごろから 「出席日数足りてるし」 という理由で、学校を休んでいたりしました。
これにより、学力はどんどん低下し、 高校3年生の11月に、全国模試で偏差値35という 偉大なる業績を残し、その後2年間も浪人することになりました。
このタイムラグにより、 人生の宿題が山積していることは言うまでもなかったりします。
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