脳内変態汁の観察

2002年08月29日(木) 宿題。

夏休みもほぼ終盤。っていうか残り4日。
小中高校の人たちは必死こいてがんばってるころですね。

マジメ君マジメちゃん達は7月のうちに宿題を終え、
残りの休みを十分に満喫しておくもんですが、
そうでないコ達は残り3日に命を懸ける場合がほとんどです。

小学校のときに『夏休みの友』という夏休みの総合問題集がありました。
夏休みの友なんか友達じゃねぇよなんてほざきやがりつつ、
適当に夏休みの友をあしらいます。

夏休みの友と同時に配布されるものがありました。
それは『夏休みの計画表』です。

僕は何でも計画を立てるのが大好きでした。
終業式に配られるとすぐに計画に取り掛かります。

僕が小学生のころ、宇都宮はまだ夏休みの終わりが8月26日だったので、
その8月26日までびっしり計画を立てました。
あと、円グラフみたいなもので24時間の生活予定表も作りました。

1日目は気合が入っているので楽々こなすことが出来ます。
2日目もなんとか乗り切ることが出来ます。
3日目は、いきなり従兄弟などが遊びに来て今まで立てた予定が頓挫。
4日目になると、もうどうでもよくなっています。
24時間の計画ですらまともにこなすことが出来ないってことは、
夏休みの計画をこなすことなんて、まずありえませんでした。
こういったことが積み重なり、計画性の無い性格が出来上がります。

中学になると、宿題が増えます。
中学になって突如あらわれる英語という科目。
数学の問題集の分量は算数ドリルの比ではなくなり、
漢字練習は今後人生で使いそうも無い漢字を練習し、
その他に絵心が無いのに美術の宿題や、
絶対に恥をさらすことになる習字、
あとがきと解説を駆使した読書感想文などがあります。

中学生になると、時間が制限されます。
なぜなら部活動があるからです。
僕はテニス部に所属してました。
運動部なので普段から休みがありません。
夏休みは大会があるのでなおさらです。

この忙しさを乗り切るために覚えたことがひとつあります。
それは、〆切を延ばすことです。

中学になると教科毎に担当の先生がいます。
当然教科によって時間割も違うので、
始業式きっかりに宿題を出す必要がありません。
美術や音楽などは週1回だったりするので、
始業式から1週間後に提出しても平気だったりしました。
その他の主要5科目は、
「終わってはいるんですが、持ってくるのを忘れました」作戦で、
〆切をブッチギることもよくありました。
これにより、約束を忘れる性格が形成されました。

高校生になって、さらに覚えたことがひとつあります。
それは、バックレること。
先生によって仏と鬼の区別がつくようになり、
これにより、人の顔を窺って物事を区別するようになりました。

しかし、バックレることで様々な弊害が起こりました。
読書感想文をバックレることで作文能力が低下し、
英語の問題集をバックレることで英語力も低下しました。
高校3年生になると、もう高校生に慣れきっているのでグダグダでした。
ていうか、バックレることに頭脳を発揮していました。
サボることを学び、2学期の終わりごろから
「出席日数足りてるし」
という理由で、学校を休んでいたりしました。

これにより、学力はどんどん低下し、
高校3年生の11月に、全国模試で偏差値35という
偉大なる業績を残し、その後2年間も浪人することになりました。

このタイムラグにより、
人生の宿題が山積していることは言うまでもなかったりします。



 < 過去  INDEX  未来 >


HAN-P [HOMEPAGE]

My追加